本日はオレンジページさんが企画した「ミャンマー・ロヒンギャのビリヤニを作ろう」という親子参加企画に息子と参加しました。2年前、小学生向けの親子料理教室に参加させて頂き、ポルトガル料理作りを体験させて頂きましたが、今回はミャンマー料理です!作った事がないのでワクワクしました。

 今回の講師は元難民であり、現在日本に帰化されて、ロヒンギャの難民を救うべく様々な活動をしている「長谷川瑠理華」さんが務めてくださいました。

 作ったメニューは「ロヒンギャのビリヤニ(チキンカレー)」「バナナのココナッツミルク煮」で、デモンストレーションで長谷川さんが「シュリンプソース(辛いえびラー油)」を作って下さいました。

 小学生も参加しているという事もあり、ビリヤニ作りはメインのチキンカレー作り部分だけでしたが、普段カレールーに頼りきっていた私にとっては「なるほど!こうやってルーに頼らない作り方もあるのか!」と大変勉強になりました。

 

 

 ロヒンギャの皆様はイスラム教徒という事で、基本ハラルマークの付いた食材を使うとの事で、今回の材料もハラル認定の食材を利用しているとの事でした。

 

 まず最初に作ったのは、デザートの「バナナのココナッツミルク煮」です、バナナをゆでて水気を取り、ココナッツミルクと牛乳、砂糖と少量の塩で煮込んで冷やすと、南国風味の美味しいスイーツになります。トロっと甘く優しい味のスイーツですよー♪息子も「うまーい!」とあっという間に完食してました…。

 で、バナナのココナツミルク煮を冷やす間に、チキンビリヤニを作りました。

 

 

 調理はほぼ息子にお任せで、私がやったのは洗い物位ですかね(笑)。でも、息子の調理でも美味しくできました。

 また、通常ビリヤニは混ぜご飯だそうですが、今回はお子様も食べやすいようにと、日本のカレーライス仕様でライスとカレーは別盛りを前提に調理してありました。(ライスは既に出来上がりが用意されていました。)

 

 

こちらが出来上がりでございます。 私はパクチーのトッピング多めですが、息子はパラっと少量でした(笑)。 息子はパクチーは嫌いではないが、進んで食べる味でもない… との事です。

 バスマティライスも、そのまま炊いただけだとちょっと食べにくい味ですが、フライドオニオンやカシューナッツが入っているとぐっと食べやすく、カレーにも合うようになりますね。

 長谷川さんがデモンストレーションで作って下さったシュリンプソースも薬味としてサーブされたのですが、実はこれ、息子に大ウケで「うまい!うまい!」 と煉獄さん状態でカレーに混ぜて楽しんでいました。 確かに素材のうまみが凝縮されていて、カレーの味変も楽しめて良かったです。

 なんだか、異国の土地の料理を食べているような、ちょっとした海外旅行気分が味わえました♪味に国境はないですし、円安の今こそ、世界の料理を作り、食卓で海外旅行気分を味わうチャンスかも?!

 

 試食タイム中に長谷川さんがロヒンギャ難民の現状等をお話してくださいましたが、もし皆様が街中でイスラム教徒らしき方を見かけたら、言葉は通じなくても笑顔で接してください、との事です。 イスラム教徒の方は概して「ハラルフードのレストラン」や「ハラルフードを販売しているところ」を知らないと苦労される様ですが、最近ではハラル認証マークの付いた食材もスーパーマーケットで販売されているところも増えているので、もし聞かれたら、チャチャっとインターネット等で調べて教えてあげられると理想的ですね。

 講師の長谷川さんも、外見もお美しいですが、難民を助けたいという目標を持って行動している内面の輝きもあり、素敵なレディーでした! お会いできてよかったーって感じです。

 帰りにはユウキ食品さんから、「チューブ入りショウガ」「フライドオニオン」「ココナッツミルク缶」のお土産を頂きました♪これで何を作ろうか、今からワクワクと考えています。