「朝はパン食に出来るから、変えといた方がいいぞ」
ある時、Rさんに言われました。私は服薬していた統合失調症薬(インヴェガの後、ラツーダという新しいやつに変更)のため、副作用でヨダレが出たり、口元が動かしづらく飲み込みづらさがあったため、3食とも粥食にしてもらっていました。
ヨダレがだらだら出てしまう私のことを、何かに気がついてRさんは「スイーツ女子めっ!」と罵ってくれていました。
はい、スイーツに目がありません。コンビニスイーツが仕事のご褒美でしたし、シフォンケーキぐらいなら作れちゃいます。
確かに、パンが食べたい!と想い、ひそかにパン食になるのを楽しみにしていました。
その後、朝食後の看護師さんとの会話に、
「Kさん好きな食べ物とかある?」
「ピザとか、パン系が好きですね」
「そーなんだ!じゃあ、朝はパン食にしてもらうように先生に言っておこうか。」
「やったー!ありがとうございますう」
との展開が繰り広げられたのですが、この引き寄せパワーもなんのその、何故かその後パン食になることはありませんでした。
先生が忘れていたのかな・・・?と思うものの、診察の時にパン食がいいですう!とかお願いすることだけはすっかり忘れていました。
看護師さんにも再度聞くことはなく、結局入院中はもくもくと粥食を食べる私なのでした。
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とか言って、ちゃっかり退院前には両親からパンの差し入れを強奪している私なのでした。
黒糖ロールやピーナッツサンド、うまし。
(Nanakawa)