先日、教育雑誌の取材を受けました。
長男(今は中2)の中学受験体験についてお話ししましたが、
ま~あ
いかに勉強しなかったか
について話し続けることになりまして、
最後まで「やる気スイッチ」などはなかった
受験前の1月、わたしが会社に行っている間
YouTubeでドラマ「ごくせん」フルシーズン観ていた
のは本当の話です。
しかたないですよ、
大学受験で東京の伯母のうちに泊めてもらって、
その家にあった林真理子とおそらく伯父のえっちなシリーズの文庫
全読破しちゃったわたし(無事第一志望合格)の息子だもの。
もちろん、わたしも試行錯誤あの手でこの手で
長男を勉強させるべく涙ぐましい努力をしたのですが
いろいろ忘れており
時系列とか、ブログで勝手に調べてください
と言うわけにもいかず(知人の紹介なので・・・)
順序立てて話すのも下手なもので
(ブログ読んでる人は知ってる)
とうとう、ライターさんが取材の最後に叫びました。
「なんで、受かったの!?」
「……それは、一言では言えませんよぉ」
これさえすれば合格する秘策、
みたいなものが記事としてはほしいんでしょうけど
その場ではうまく答えられず、
もっとも重要なポイントって何だろう??
モヤモヤ考えながらの帰り道、
たどりついた答えは:
やっぱメンタルだよね!!
中学受験は長い。きつい。
毎日あってずっとある、何か月も続く。
「これをやれば合格する」
と思えないと、子どもはがんばれない。
「自分はよくやっている、がんばった」
そう思って一日を終えられたら……
どんなにやっても
「あれも足りない」「これもできない」
「まだまだすることがある」
「このままじゃ落ちちゃうかもしれない」
追い詰めて、不安にさせたら、
できる問題もできなくなる。
誰よりも不安で追い詰められてるのは親なんだけど( ノД`)シクシク…
小6夏休みなんて、やりたいことがありすぎる。
まだあきらめる段ではないから。
だからこそ、息切れしながら「できなかった……」ではなく、
元気に、体調を崩さず、母子ともに「がんばったね」と、
9月の模試の結果を見る前に思って追われるように。
◆具体的な策
(やっときたよ、長々読んでくれてありがとう!)
1.夏休みに克服すべき弱点、課題、苦手単元を書きだす。
※「夏期講習をがんばる」
「算数」
などのばくっとした目標ではなく、
ひたすら細かく、
科目ではなく単元、
「江戸時代後期の文化」
くらいまで。
N研生はこれまでのカリテの評価がバヤイ回の範囲をリストアップ。
2.すごくいっぱい書いたそれ、
もちろん全部するんだけど、その中から
最低でもコレだけは、という3つを選ぶ。
選ぶだけでなく、具体的にいつ何をどうするか計画を立てる。
3つなので、おすすめは
「7月中」「8月前半」「8月後半」
にそれぞれ一個ずつ重点課題をおく。
3.夏休みが過ぎる。
重点課題の3つができたので「ま、いっか」と思う。
3つ以外はどうするのかというと、
他はさらっとやって、3つはネチッとやるか、あるいは
「特別メニュー」を組んだのでとりあえず満足する
イメージです(笑)
3つの重点課題以外については、
すきま時間で10分×3日やったらリストを太字で消していきます。
おや、次男(始業式以来学校行ってない)が起きてきましたよ。
登校するらしいです。泣いていいですか?
それでは、よい一日とよい夏休みを!
受験生のみなさま、応援しています♪