スーパーのレジで、母親と一緒に幼稚園の男の子が典型的な半ズボン制服を穿いていました。

今回に限らず、幼稚園の制服で、半ズボン制服はよく見掛けます。

私がアンケートを取った時、「幼稚園児ならよく半ズボンを穿いているけど、小学生はちょっと…」という回答がありました。

なぜ、「小学生はちょっと…」なのでしょうか。

「小学生はちょっと…」と誰が決めたのでしょうか。

半ズボン全盛期には、「中学生はちょっと…」と言われたものです。

今の子供は早熟で、子供っぽい服装に抵抗を感じるようになるのが、12歳から6歳に低下してとでも言うのでしょうか。

と言うことは、1990年代前半に、寒の戻りで北風が吹きすさぶ3月に、生えかけたすね毛を剥き出しにして、CDショップに入って行った半ズボン姿の6年生は、血ヘドを吐くような我慢をしていたのでしょうね。

1990年代前半の中1=現在の小1。

少々、無理があるような気がします。

むしろ大人の側の子供観の変化であり、実年齢より子供っぽい子供が可愛いのではなく、実年齢より大人っぽい子供を可愛いと感じているのだと思います。

ヤンマーのマスコットの変化を見ると、新マスコットは旧マスコットと身長が20㎝は違います。

 

 

旧マスコットは小1。

新マスコットは中1。

『ゲゲゲの鬼太郎』の猫娘も、設定年齢を12歳から19歳に上げているようですが、「あんまり小さい子」のことを、大多数の視聴者・消費者は、人格があるようにも思えないのでしょうか。