ミスフルレビューその66
66発目・新生十二支誕生
前回までのお話・・1年生チームが上級生チームに勝利した。そして、合宿も終わりを迎え..
舞台は再び学校。上級生達が放課後、部活に行こうとする場面が描かれます。その中で牛尾主将は浮かない顔をしています。それを蛇神が心配しますが、牛尾は「心配?むしろ心待ちにしてるくらいさ」と返します。
場面は犬飼と辰羅川の教室内でのやりとりに。辰羅川はパソコンをいじりながら言います。
辰羅川「これから地区予選が始まりますね。ついにあい見えます。我々がソフトボールへと行かねばならなくなった相手に…」
ええと、地区予選そのものに関しては夏服にかわってからでないと何の実感も沸かないんですが..
まさか、このミスフルの世界は夏が始まる前から予選を!?
そして部活。羊谷監督が全員を整列させます。
羊谷監督「今回の新生十二支レギュラー…テーマは"大改革"だ」
一度は合宿で確定させたところから大幅に変えた模様です。この監督、相当舐めてませんか?
その"大改革"とは、主に3つ。
羊谷監督「まず1つ目はポジションランキングの順位変更」
ええと、再考したのならばこれは変わって当たり前なんじゃ...
監督「ま…順位変更はいつでもやってることだ、大したことはない」
合宿中に1軍を決めたときはそのメンバー固定で夏の大会に出るって言ってたのに...
監督「問題は2つ目の改革、"コンバート(守備位置変更)"だ」
確かにコレは大きいです。これまではどう見ても希望ポジション通りに振り分けられていたのが、監督によるポジション変更要請ですから、コレは改革と言っても良いでしょう。
が、しかし、そのコンバートされて出来るレギュラーが5人も出てくるのはちょっとどうかと思いました。というか、これだけ大幅に変えるということは、合宿中のレギュラー決めは本気でやってなかったということになります。さすがにそういうことになるのはまずいでしょう。羊谷監督は優勝請負人として来てるのにこのダメ監督ぶりでは、何の説得力もありません。
コンバートはこちら
猪里 レフト
兎丸 センター
牛尾 ライト
ここまで来て、牛尾のコンバートについて物言いが付きます。すると、監督は説明を始めました。
監督「まず守備面においてだが全レギュラーより今言った3名が劣っているとは思えん」
ええと、外野守備と内野守備ではちょっと違うと思うんですが...今呼ばれた、これまで内野手だった者が外野に移って守ったところを見た事がないのに劣っているとは思えん、って、あまりに適当すぎます。
そして、内野のコンバートは
司馬 セカンド
猿野 サード
ええと、猿野はともかく、打撃を重視するのなら司馬は必要ないのでは...打撃重視なら子津を入れるべきでは..
ちなみに、投手と捕手はそれでワンセットになるらしいです。捕手という重要な守備位置も投手によってころころ変わるらしいです。
ふ ざ け る な 。
監督「すべては打撃重視だ。今年の十二支は打って勝つ!」
子津をセカンドか外野に入れるべきでは...
そして、4人枠のあった投手の分は空席となり、2軍の中から敗者復活的に挙げられるそうです。
監督は埼玉地区の高校野球の冊子を取り出し、十二支が全く取り上げられていないことを指し示します。
そりゃ、春季大会出てないんだから当然では..
それに、どこにも取り上げられないような高校に何故何十人もの入部希望者が..
出てくる度に出てくる矛盾した設定の多さに度肝を抜かれそうです。
そして、最後に1軍枠のメンバーがポジション事に書かれている図が描かれていますが、サードポジションの二人目が「?」になっています。
ええと、確か監督は「…以上、18名」と言ってます。新キャラが登場するのは何となく分かりますが、それなら名前を挙げた瞬間にリアクションがあるのが普通ですし、そこは行動のタイミング上、スルー出来ないでしょう。もし次回まで謎にしたければ、猿野が呼ばれたところで終わらせるしかありません。その後は名前が呼ばれるわけですから。
というわけで、66話はここで終了です。今回のまとめは一言で済みます。
無 能 監 督