2017年最初のなないろのもりの講座は
『セラピストのための
つなげる解剖生理学』
〜心とカラダはどうつながっているのか ?〜
セラピスト業界では
心とカラダを癒すという表現を使っていますが
その内容を見てみると
ほとんどがリラクゼーションだったりします。
カラダをリラックスさせて
ストレスから解放する
確かに気持ちよくはなりますが
はたして本当に癒しているのか?
そもそも心とは何なのか?
どこにあるのか?
カラダとどうつながっているのか?
これまでその問いに対する答えは
自律神経やホルモンなどの
断片的な説明があるくらいでした。
副交感神経がリラックス
交感神経がストレス
セロトニンは快
アドレナリンは興奮
しかしこれだけでは
複雑な心の説明が出来ませんでした。
心とカラダを分けて考えるようになったのは
デカルトの心身二元論からです。
カラダを意識とは別の機械と捉えることで
自然を思考のコントロール下に置こうとした
病は気からという言葉もここから来ています。
気合いが足りないから風邪を引く
と言われたことはありませんか?
逆に言えば、心を癒せば
カラダも癒せるということになりますが
なかなかそれが出来ませんでした。
心を本当に理解するためには
生命の進化から紐解くことが必要でした。
生命の維持装置であるホメオスタシスの
進化の過程で、感情がうまれ心がうまれた。
デカルトの心身二元論は
間違っている!
こう説いたのは
アメリカの脳科学研究者
アントニオ・R・ダマシオさんです。
著書『感じる脳』を読んだときに
これまでの疑問が一気に解けていきました。
『セラピストのための
つなげる解剖生理学』
〜心とカラダはどうつながっているか?〜
まずは
心とカラダのつながりを知るために
必要な解剖生理学の基礎知識をお伝えします。
●ホメオスタシスとは何か?
●ホメオスタシスのための3つのネットワーク
●脳の構造とその働き
そのうえで最も理解して頂きたいのが
●情動(喜怒哀楽)と感情のちがい
これが理解できれば、心とは何か?
カラダとのつながりを知ることができます。
そして実践編
皆さんの心とカラダのつながりを
実際に感じて頂きます。
心とカラダのつながりを紐解く
カードリーディングも体験して頂けます。
1月15日(日)13時から15時(延長あり)
なないろのもり野芥サロンにて
受講料 15000円 (ペア割 12000円)