今日、1人の同僚からラインが届いた
「1人、亡くなった。94歳だった。」
その同僚はこの仕事をして3年目
その94歳の人が亡くなった事で落ち込んでいると言う。
私も人が亡くなる事に辛いと思っていた時もあった。
いつからだろう?
「死ねる幸せ」と思うようになったのは?
いつからだろう?
死ぬ前に「いい人生だったなぁ」って思う人生を送ろう
と思うようになったのは?
仕事をしてて
何十年も寝たきりの人生を過ごし
排泄も食事も誰かに助けて貰わないと生きていけない人に出会う
この人は何を思い横になっているんだろう?と思う
「嫁が、息子が、娘が面倒を看るのが当たり前」
と思ってる人もいる
「あ〜。情けない。この姿になってもまだ迎えに来てもらえないのか」
と思ってる人もいる。
どっちの人生がいいのか、正しいのか
わからないが。
私は
自然に任せて死ねる時期がきたら
人生のご褒美がきたと思うようになっている
なんの為に産まれるのか?
それは
死ぬ為に産まれてくる。
死ぬ前に
精一杯、生きて
棺桶に入るときに
「あ〜あ。いい、人生だったなぁ」
と
自分が思えた事が幸せなんだと
今日の自分が思った事である。
また
これから生きていると
この答えも変るかも知れないが
94歳の人
戦争中も生き抜いて
戦後も生き抜いて
今は物が溢れているこの時代も生き抜いて。
あっ晴れの人生だと私は思う。
あっ晴れの人生、私も過ごせるように
生き抜こう。