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ソウルコンサルタントの小川宮弥です。
今回は、こちらの関連記事を書いてきます。
1, 自立するために
アダルトチルドレン:歪んだ愛情(1)では、DVについて取り上げました。
これで一番大切なのは、最終的には「親のせいにしない」ということ。
もし潜在的にでも表面的にでも親を恨んでいたり憎んでいたりしたならば、その思いをしっかりと認識し、認め、十分に感じ切ることはとても大切なことです。
DVを受けていなくても、親のことを憎む、嫌う、ということはあります。
しかしそれはある意味、人生の通過点の一つだと思うのです。
親からの卒業をするために、反抗期があるように、自立をするために必要な過程なのですね。
しかし、ずっと親に対する恨みを抱えていても、あなたの望み通りの人生にはならないと思うのです。
自立ができない、ということ。
ということは、昨日の記事でも書いたように、「親を恨んでいる状態=親から愛されたい」という幼い頃のあなたのままの感情、ということになるので、精神的自立ができていない、ということなのです。
*ずっと実家暮らしだとしても、精神的自立はできます。金銭的自立のことではありません。
そのままでも良い方はそのままでもいいのです。
しかし、精神的自立をして幸せな人生を送りたい、素敵なパートナーと一緒になりたいと思っているならば、その憎しみや恨みは、不必要なものとなります。
2, 圧縮してきた感情を解凍すると・・・
感情や思いは物理的なものではないですが、よく「重い」とか「軽い」とか言いますよね。
恨みや憎しみは、「重い」思いなのです。
だから普段はわからなくても、それを消化させていなければ、確実にあなたの潜在意識の底に沈んでいる・・・ということになります。
そして、ふとした時に、その思いが上がってきて苦しい思いを味わうわけです。
この時に「親のせいで私はこんなに苦しんでいるんだ!」と思ってしまいがちですが、本当はあなたがその感情を持ち続けているがゆえに苦しくなっている、ということを理解していただきたいのです。
親から卒業をする(思いを手放す)ことで、それは解消されます。
親からの卒業、精神的自立は、精神的に親に頼らなくても大丈夫な状態です。
しかし、なかなか親との問題はすぐには解決しないかもしれません。
なぜなら、長年その思いを大切に持ち続け、圧縮してきたので、それを解凍して癒していくわけですから。
でも、時間をかければ少しずつ癒され、いつの間にか「あれ?気にならなくなっていた」という感じになります。
3, 感情を出し切る
そして一番初めに、その思いを探すことがまた時間がかかります。
なぜなら幼い頃の記憶なので、曖昧なことが多いのです。
強烈なイメージで残っていることもあるかもしれませんが、それ以外に忘れてしまっていることもあるかもしれません。
ただ、無理に思い出そうとすると「見たくないから隠している」思い出を発見してしまう場合があります。
それを心の準備ができていない状態で発見すると、自分の心が対処しきれない場合があるので、無理に思い出さなくて大丈夫です。
まずは表面的な思い出せることから思い出し、その時の気持ちなどを思い切り紙に書きなぐったり、クッションや枕に顔を埋めて叫んだり、新聞紙を棒状にしてクッションを叩いたり。
そうやって、あなたの中の感情を出し切ってください。
その後に、あなたの感情をしっかりと寄り添って癒してください。
一番大切なのは、自分の感情に「躊躇しないこと」。
根底には「親から愛されたかった」という思いがあるので、「かわいそう」とか「でも本当は自分を思っていてくれた」などの思いが出てきて、感情が中途半端になってしまうことがあります。
すると、またその思いが沈んでいき、潜在意識の底に溜まってしまう・・・ということに。
確かにそうなのです。
親も愛情から子供を叱ったりするし、親自体、またその親からの影響でいろいろな心の葛藤を抱えているので、親一人の責任ではないのです。
だからこそ、お互いに人のせいにするのではなく、それらを全て自分の責任で自分で処理していくことで、あなたは幸せになれるし、あなたの周りの人も幸せになっていくのです。
だからしっかりと躊躇せずに怒りを全て出し切る。
そしてその後に、幼少期の自分と当時の親の心に寄り添い、和解できるのです。
応援しています♡
あなたの潜在意識を変えることで自分らしく生きていくことできます。
自分らしく生きるとは、周りを気にせず比較をせず
自分の世界を創り上げ、唯一無二の自分になること。
だからとても生き生きと輝き始めるので
恋愛だけではなく、人生全般的に良い方向へシフトしてきます。