自分の理想と現実に好きになる人やお付き合いしている人、実際に結婚した人のイメージが違う、という方も多いと思います。
私もそうでした。
女性の場合は、自分の理想の男性というのが実は父親ということがほとんどです。
そして男性は母親。
自分の親に似た人を探してしまいます。
それは無意識に、父親、または母親を求めていることになります。
その反面、親が嫌い、という人もいると思います。
親が嫌いな場合、お相手ともうまくいかないこともあります。
しかし当たり前ですが、これが100%絶対ではありません。
ではないけれど、幼少期は親を見て育っているので自分の世界の中の男性像は父親になるのは当然です。
そしてその父親を好きな場合は良いのですが、嫌いな場合は、お相手にもそのような部分を見つけてしまい、うまくいかない、ということもあり得ます。
父親とお相手は全く違う人間なので、本質的に似たような部分がある、というだけで全く同じではありません。
そして父親という立場と、恋人、もしくはパートナーという立場は全く違います。
無意識にそういうお相手を選んでいる、というのは、心の何処かで父親を求めている、ということになります。
もしもパートナーとうまくいっていない場合は、父親との関係を見返してみるのも一つです。
- 父親とうまくいっていないかった場合、どんなことでうまくいっていなかったのか?
- また、自分は父親とどのような気持ちで接していたのか?
- 本当はどのように接したかったのか?
その辺りを思い出すと、お相手やパートナーに対しての気持ちが、また一つ見えてくるかもしれません。
「それが見えたからどうなる?」ということではなく、「私はそう思っているんだな」と思うだけでいいのです。
それを認識してそう思うだけで、少しお相手への見方などが変わってくると思います。
そのほんの少しの変化から、また新たな幕開けとなっていきます。
だから心を鈍感にしないで欲しいのです。
どんなことにも「そうか!」と気づける心であって欲しいのですね。
そうして小さいことに気がついていけると、自分の些細な気持ちや心の変化を察することができるので、「自分は今、こう思っているんだ」と納得することができます。
これをスルーしてしまうと、どんどん自分の気持ちがわからなくなり、「私はどうしたいのだろう・・・」と自分がわからない状態になります。
自分に一番近いのは自分です。
その自分を理解できているかできていないかで、お相手を見る目も変わってきます。
自分が理解できれば、それだけお相手のこともクリアに見えてきます。
結局は自分のことをそれだけ細かく見れる、ということは、お相手のこともある程度細かく見れるということです。
「今までも細かく見ていた」という方もいらっしゃると思いますが、自分のことをわからずお相手のことを細かく見ていた、というのは、もしかしたら、あなたの思い込みをどんどん創っていたのかもしれません。
ネガティブに「また怒らせてしまったかな?」とか「機嫌が悪そう」など、そういうネガティブな面からお相手を見ていませんでしたか?
もしそうなら「自分とお相手は同じ立場」ということを忘れないでくださいね。
同じ立場でいなければつりあいは取れないですからね。
お相手やパートナーを自分より上に見ていると、自分が下になります。
すると、途端にお相手のご機嫌をとったり、顔色を伺うようなことをします。
そして自分の意見が言えなくなります。
これは健全な形ではありません。
お相手がいくら優しくても、あなたの心が健全ではないのです。
これも、父親との関係性を表しています。
父親を怖がっていると、そのような相手を見つけるか、そうでなくても自分がお相手の下に入り込むかします。
親と対等になる。もしくは超える。
いつまでも子どもでいないで、親から卒業してください。
ある程度の年齢が行けば、親と対等なはずです。
逆に親は年齢を重ねるごとに、弱い立場になって行きます。
そしてあなたの方がその分若いので、強い立場になるはずです。
親を超える、というのは、親に対してマウントを取るという話ではないです。
親に対して大きな心を持ち、親を理解し受け容れるということです。
そうなった時に、親に対して無償の愛を発動させることができます。
そして、お相手やパートナーに対しても無償の愛を発動できます。
一度ゆっくりと、親との関係を見直してみてくださいね。
それがあなたの恋愛を大きく変えるかもしれません。
応援しています♡
あなたの潜在意識を変えることで自分らしく生きていくことできます。
自分らしく生きるとは、周りを気にせず比較をせず
自分の世界を創り上げ、唯一無二の自分になること。
だからとても生き生きと輝き始めるので
恋愛だけではなく、人生全般的に良い方向へシフトしてきます。