私が腸セラピーをはじめたのは、息子が2歳の時です。24歳とまだ若く、なにも分からなかった私に、妊娠・出産・母乳育児の事を、愛を持ってあたたかく見守り、指導してくれた助産師の叔母の薦めでした。

腸セラピーは、服を着たままごろんと横になり、40分間お腹をもみもみします。
人間の腸を広げると、大体テニスコート1面分、長さは小腸が約6〜7m、大腸が約1.5mといわれています。それがぎゅっとお腹の中に。そして腸管の中はたくさんのヒダで覆われて、優しく揺れながら食べたものの栄養を消化、吸収しながら出口まで運びます。腸の蠕動運動です。
お腹をもむことで、この蠕動運動を助け、促します。
ヒダの間に溜まってしまった老廃物を取り除いて、腸が動きやすいように。優しく刺激を与えて、腸本来の動きを取り戻せるように。
腸セラピーのおすすめポイントを3つあげるとすると…

①血の巡り
腸は食べたものの栄養を消化・吸収する場所です。栄養は腸壁を通って血液へ運ばれます。身体の隅々まで栄養を…とがんばるけど、そもそも腸壁に老廃物が溜まり、固くなって汚れていたとしたら?血液はドロドロと流れが悪く、身体の隅々に張り巡らされた血管の末端は細い通り道です。そのため栄養が届きにくく、それは手足の冷えやむくみにつながります。
サラサラと巡りのいい血液になるように、腸セラピーで腸壁のお掃除です。

②免疫
身体にある免疫細胞のうち、70%が腸にあります。それは、食べたものの栄養が初めて身体に取り込まれる場所だからです。免疫細胞は、外から侵入してきた悪者から身体を守るヒーローです。腸内環境が悪化すると、免疫細胞はうまく戦えません。風邪をひきやすくなったり、アレルギー症状やその悪化、細胞のガン化まで。それらを防いでくれる免疫細胞を元気づけるために、腸セラピーで腸本来の動きを取り戻し、全体の70%が集まるヒーロー達を鍛えましょう。

③ストレス
腸は「第2の脳」と言われます。それは、神経細胞が集まっている場所だからです。「さぁ、動いて!」とアクセルを踏む交感神経と、「ゆっくり休んでね」と優しくブレーキをかける副交感神経。この自律神経のバランスがとても大切なんですが、多くの人が交感神経に傾きがちで、多かれ少なかれ、日々ストレスを感じていると思います。ぐっすり眠れない、イライラする、やる気が出ないなど…自立神経と密なつながりを持つ腸をもんで、バランスを整えましょう。
もう1つ、ハッピーホルモンともいわれるセロトニンは、その95%が腸でつくられます。
腸セラピーを受けてくれた方が幸せであってほしい。お腹も心もほぐれるように。

まだまだ、腸を元気にすると嬉しいことがたくさんあるのですが、長くなってしまいそう!なので、今日はここまでにします。
私が腸セラピーをするのは、したい!のは、こんな理由からです。読んでくださってありがとうございました( ˘ᴗ˘)人♡
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