なないろは現在、母乳とミルクの混合で赤ちゃんに栄養をあげています。
母乳について全くの不勉強で、
正直何も心配してなかった。
妊娠中に、もしかして乳頭が短いかも...とは思っていて、
お風呂に入った時に、
マッサージをしたりもしてたんだけど、
何が良くて何がダメで、どうしたらいいのか、なんて、
全くわかってなかった。
それがどれほど重要なことなのかも...。
母子別室だったので、
出産の翌日から授乳が始まり、
何もわからない新米母さんななないろは、
助産師さんに教わりながら授乳を試みる。
一番最初は、
産まれた次の日の赤ちゃんが、
自分のおっぱいをくわえて吸うことだけで感動した。
が、何かがおかしい。
赤ちゃんがうまく吸い付けないみたい。
まあ、初回だから...と、のん気に気にせず。
その後も初日だから...と、深く考えずに、
言われた通り、
母乳の練習をした後、
用意されたミルクを与えてた。
授乳2日目。
助産師さんに、
「ちょっと短いみたいだから、保護器を使ってみましょう。」
『やっぱり...』
妊娠中から懸念していた通り、
乳頭が短く過ぎて赤ちゃんがうまく吸い付けないのだ。
その後、保護器を使いながら練習するものの、
その保護器自体もあまりうまく使いこなせず、
授乳前と後で計る体重は全く変動せずか2g増。
入院中、うまくいった時で6g増だった。
いろいろと重要な初乳をあげたかったのもあって、
(初乳は出産後1週間程度で普通の母乳に変わってしまう)
授乳の時間前に人より早く行って乳搾りして、
授乳の後も、少しでも乳の出が良くなるように、搾乳して、
それを哺乳瓶であげてた。
「赤ちゃんに吸ってもらって乳首は伸びるから大丈夫」
入院中の授乳の時、
毎日変わる授乳担当の助産師さんに何度同じセリフで慰められたか...。
でも、
でもね。
その時一人でも、
乳頭マッサージのこととか、他の乳首があることとか、
教えてくれててもよかったよね~。
なないろがそれを知ったのは、
娘の退院日の最後の授乳の時だった。
最後の最後に、
それまで使っていた保護器とは別の形のものを教えてくれて、
乳頭が柔らかくなるマッサージを教えてくれた助産師さんのおかげで、
母乳育児に希望の光を見ることができた。
でなかったら、
退院後、すぐに完ミに変えざるえなかったかも。
まあ、不勉強な自分がいけないんだけど。
授乳開始から毎日、
なないろの頭の中はおっぱいのことでいっぱいになった。
その後、おっぱい外来を2回ほど経て、
今は両方とも保護器なしで、
直接母乳をあげられるようになったけれど、
(確かに乳首は伸びた)
まだまだ乳管が細く、おっぱいの出が十分じゃない。
赤ちゃん自身の吸う力も、
最初に比べればずいぶんついてきたけど、
まだまだ足りない。
口の大きさも小さいせいで、
くわえ方が浅くなりがちで、
吸う力がうまく乳首に伝わらないらしく、
おっぱいがすれて赤くなり、ヒリヒリ痛い。
(これは、馬油とラップで対処中...全然痛いけど。)
おっぱいについても、
いろんなサイトでまだまだ勉強中。
母乳育児がこんなに大変だったなんて、
ホントに思いもしなかった。
何にしても、
他の人の乳首をここまで羨ましく思ったことなんて、
出産するまでなかったよ~。
普通の乳首が欲しかった。
母乳の出が十分な人が羨ましい。
順調に完母が出来る人が本当に羨ましい。
まあ、ない物ねだりは仕方がないから、
自分に出来ることをやるしかないのだ。
娘が産まれてから1ヶ月と1週間。
もう1ヶ月。
されどまだ1ヶ月。
まだ先はあるので、焦らないように、
なないろも娘も鋭意努力中。