Wie das Ge
Ohne Hast,
Aber ohne
Drehe sich
Um die eig
星のように
急がず
しかし休まず
人はみな
おのが負いめのまわりをめぐれ
ゲーテ(Johann Wolfgang von Goethe)
「温順なクセーニエン」第二集 (Zahme Xenien II)より
『急がず休まず』というフレーズ
好きって人結構いますよね。
かくいうなないろも好きです。
これって継続は力なり...千里の道も一歩から...というような、
コツコツマイペースでいきましょう、
といった意味を感じさせられます。
でも、その下にある
『人はみな おのが負いめのまわりをめぐれ』
ってところを読んで、ん???と思いました。
「星のように...負い目の周りを廻れ」
だなんて、
前後の言葉を知ると、
なんか、ちょっとマイナスイメージっぽい
でもね、違うんです。
周りの目を気にして、見栄を張って、
追いかけきることのできない世の中に、
無理をして、
自分を曲げてまで合わせる必要はない、
それよりも、もっと自分の内面を見つめなさい
という意味なんです。
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ゲーテは、
歳を重ねるごとに、
「遠くを目指すな、近くから始めよ」と、説くようになったそうです。
生きることも、創作することも、つきつめて言えば 「自分の問題」 です。
自分の心と体が届く範囲。
(多分、これが、「≒星のように」)
そしてその心とは、「自分は秀でている」という、
のぼせ上がった慢心のことではなく。
むしろ至らない自分、
貧しい自分、
理想のとの距離に嘆く自分、
運命を恨む自分、
その自分に宿った痛々しいマイナスの心のことなのだ。
しかし、それがあるからこそ、
人は努力し、花を咲かそうとする。
負いめがあるからこそ、努力を重ね、限られたチャンスを掴もうと必死に生きる。
逆に言えば、
負いめの少ない人間ほどチャンスから遠い者はいない。
人間が 「人間」 になるためには、
負いめに苦しみ、
負いめをを直視し、
それでも呼吸し、
食べ、
飲み、
愛する自分を見つめなおすことからしか始まらない。
その上でひたむきに前を向いて歩いていくことが、
ゲーテが言うところの創作的な人生なのだろう。
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っていう話を以前、本で読んだことがあります。
なんていう本だったか、
全然覚えていませんが
(ウロ覚えなので、言葉とかは全然違います)
しかもなないろ的解釈も入ってしまっているので、
そうゆう感じで捉えていただけると助かります。
当時はほとんど何を言っているのか理解できませんでした。
でも、
今は少しわかる気がします。
現実的じゃない夢ばっかり追いかけて、
大風呂敷広げて、
結局のところ、
何もできない、
何もわかってない、
そのくせ言うことだけは二人前、ってのは人としてどうよ?
というところでしょうか。
まずは自分が自分の足でしっかり立たなくては、
その為に今できることを今精いっぱいして、
全てはそれから...。
( ̄▽+ ̄*)
朝からうっとおしい話を熱く語ってしまった...

(-""-;