茶道のお稽古を昨日から再開しました。
およそ2年ぶりのお稽古です。
しかも、
今回からは足が悪いので、
立札の椅子席を使っての、
正座と同じ作法。
でも、やはり感覚が違いました。
最初なので、
基本のお濃茶とお薄をするかと思いきや、
お薄は「茶碗飾」を先生に所望されてしまい、
ハラハラドキドキしながらのお稽古となりました。
あ~、緊張した
。(´д`lll)
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それから。
茶道って何?
どんなことするの?
というのもそうですが、
茶道について、ちょこっと知っててもいいかな、という
基本の更にその前のちょこっと知識を、
時々、できればお稽古の後にでも載せていこうかな、なんて思っています。
できるだけ簡単に、
わかりやすく書きたいと思いますが、
間違ったことが書かれていましたら、
急ぎ訂正致しますので、
ご指摘ご指導のほど、よろしくお願い致します。
それで、茶道について少しでも興味を持ってもらえたら幸いです。
【茶道のちょこっと知識 基本のその前に
Lesson1 お濃茶とお薄茶って何?】
茶道のお茶には二種類のお茶があります。


お濃茶とお薄茶です。
どちらも抹茶を使っているのですが、
お抹茶自体の種類は様々です。
基本的には薄茶と濃茶に使うお茶は異なり、
濃茶の方がお茶自体の色や味が出るので、
上質なものを選ぶ必要があります。
喫茶店や旅先などで「お抹茶あります お菓子付き」などと、
休憩所などで貼ってあったりしますよね。
そちらで出てくるのはだいたいお薄茶(「おうす」とも言います)です。
お茶椀に泡が立った普通いただくお茶より濃い目のお抹茶です。
この泡は、流派によって、
たくさん泡点てるところと、
少ししか泡点てないところとあります。
(なないろが習っている裏千家はキメの細かい泡をたくさん点てます)
お濃茶は、なないろは、一般的な喫茶店や休憩所ではまだ見たことがありません。
お抹茶をたくさん入れて、少量の熱湯でドロドロに練っていただくお茶です。
一人一杯いただくお薄茶とは異なり、
一杯を何人の人かで分け合っていただいたりします。
(もちろん一人でいただくこともあります)
最初はにがくておいしいと感じませんでしたが、
お稽古を重ねていくと、
お濃茶がおいしいと思う瞬間がやってきます。
飲みやすく、一般の方にも慣れやすいのはお薄茶かもしれませんが、
お茶自体の本当のおいしさがわかるのは、
お濃茶なのかな、と、なないろは思いました。
今回はこんな感じで、おしまいとさせていただきます。
m(_ _ )m