先日、ハートネットTVで優生保護法についての番組が放送されていました。

この法律は知的障害や精神障害の人が障害のある子を産むことを防ぐため、強制的に不妊手術を認めたものです。

16才で手術を受けた方が出演されていましたが、法律が撤廃されてからまだ20年しか経っておらず、過去のことではなく今も苦しんでいる人がいることに驚きをおぼえます。

国は戦中戦後、人口の資質を上げるため合法的に推進していきました。













1970年代頃までは障害者は子どもを産まないという考え方が一般的だったとのこと。

出演されていた方は国に謝罪を求めたが、国による救済の動きはなかったと。

そのため人権救済申し立てをして、国連が日本に対して謝罪を求める勧告を出したが、当時は合法だったという回答を示したのだと。

近頃でいうと出生前診断も話題にあがりましたが、それも含め社会が障害者に対して考え方を変えていかなくては何も変わらないと締めくくられていました。