八戸市博物館 新収蔵資料展
是川縄文館につづき、本命の菱刺し作品を見るため
八戸市博物館へ移動しました。
南部菱刺し作品の展示は、新収蔵資料展Ⅰ期・民俗の会期のみ。
南部菱刺しの古作は
そもそも存在しているもの自体が少ないうえ、
本や図録などもほとんど発行されていません。
実物が見られるのは貴重な機会です。
菱刺し作家の西野こよさんの作品と
こよさんが収集された前垂れと
刺子綴りの仕事着など計14点の展示でした。
配色の妙は、ガラスケースを通さず見てみたい。
針目、裏側の処理も見たい。
究極的には、手にとって見られるのが理想です。
しかしガラス越しでも、ずっと見ていられるくらい
古作には格別の魅力があります。
これらも会期がすぎれば、企画展等がなければ
倉庫でずーっと保存されることになります。
八戸市博物館「菱刺し」の図録は絶版となっています。
とても素敵な資料なので復刊が望まれます!
常設コーナーの前垂れ
常設コーナーは、
八戸エリアの歴史などが理解できる内容。
そして人々のくらしに関して
仕事着と前垂れをつけたトルソーが
展示されています。
資料コーナーにも作品がありました。
お土産は、八戸博物館オリジナルの養生テープです!