終了間際にすべりこみ
2月から開催されていたのに
終了間際にやっとチャンスがめぐってきた
京セラ美術館の「村上隆 もののけ 京都」展。
整理券が配られてすぐには入場できない混雑ぶりです。
主催の並び順とか、協賛社名とかまじまじ見る。
洛中洛外図
第一章の洛中洛外図の展示室に入った途端
その世界に引き込まれました。
要素満載の作品ですが
観ている方もかなりの混雑ぶり。
観ているのか、観られているのか?
どちらが現実なのか?
私の後ろには、中学生くらいの男子生徒とお母さんらしきペア。
「ここに、ねこがいるんだよ」
「ここに●●が」「ここに○○が」と
息子が母上に解説しています。
本展は、京都の中学生から大学生まで無料。
息子は何回も訪れているようでした。
洛中洛外が、美術館の外にも内にもあり
行ったり来たり自由自在、なのがいい試みだと思いました。
四神と六角螺旋堂
第二部も異世界。
中央の六角堂の周りの東西南北を四神が守っています。
ずっと見ていられます。
その場に身を置かないとわからない、特別な体験でした。
四神が気に入りすぎて、グッズ売り場でマグネットを購入。
アートとビジネス
大胆でありながら繊細な作品に圧倒されっぱなしでした。
作品のすばらしさは、
主観もあるし、人それぞれ感じればよいもの。
スーパーフラットもどうでもいい。
かわいい五山。
どう言語化していいのやら。
作品を生み出したり、作品展を開催するにも
多額の費用が必要です。
本展は、ふるさと納税の仕組も用いたとのこと。
資金をまわす手法がもっと多彩になれば
もっと多くの才能が世に出られるかもしれないですね。