ナナも4歳過ぎてだいぶしっかりしてきました。





嬉しい反面、ちと寂しい。。。





母親歴も4歳なわけやけど、まだナナがお腹に居る時は

人一人の人格を私達夫婦が作って行くんだ・・・

って、責任の重さにちょっとブルーにもなったもんです。

(俗に言うマタニティブルーですが)





でも、実際産んでみて、親が愛情持って育てれば、夫婦がいつも仲良しなら

子供は勝手に背中見て、勝手にのびのびと育つんだろうな~

って思いました。





さて、ナナはどんな子か~って言うと・・・・





お笑い系です(笑)





そうです。ちゃーんと親の背中見とるごた。





そんなある日、幼稚園バスを待ってると、ゴミ収集車が近づいて来ました。

するとナナは





「あ!ゴミ収集車だー!」

そして続けて言いました。





「ゴミ収集車はね。おうちのゴミを持って行ってくれるんだよ。だからおうちの中は綺麗なんだよ。」と。





ほ~う。そんな事もわかるようになったんかい。





「よう知っとうね~。誰に聞いたん?A先生?」と聞くと。





「ううん。おかあさん!」と。

わたし?





ああ。。。そういえば、少し前にもバスを待ってたらゴミ収集車が通ってて

待ってたお友達4人と鼻を押さえて

「くさ~い!くさ~い!」と騒いだので





「そうやね。臭いね。でも、あの車が来てくれんやったら家の中はゴミだらけばい」

って言い聞かせたな~。と思い出した。





ちゃんと、覚えてくれておいちゃん達に感謝してるんかな~

と思ったら、母さん嬉しくて。





それからナナは、一生懸命おいちゃんに手を振ってました。

汗だくの中、ナナに手を振り替えしてくれたおいちゃん。(中には若い人もおったか)





もう少し大きくなると、もう知らない人に手を振るなんか

恥ずかしくてせんようになるやろうけど

感謝の気持ちは忘れんでほしかな~





・・・思い出した





20代前半の頃、大名に住んでた私はその日少し酔いちくれてマンションに帰ってた。





時間は、夜中4時くらいだったか。





すると、通りすがりの車から男が

「ドライブ行こうよ!」と声掛けてきた





無視して歩いてたら、その男、車から降りてきて私の腕を掴んだ

(ちなみに男は一人。)





ひーーー!怖っーーー!

って思ったら、怖すぎて声出らんし!!汗





そこへ・・・・・





ブッブー





と、クラクションが。



そう、男の車が邪魔で通れなかったゴミ収集車が鳴らしたのです!

男は私に「そこにおってよ!」と言って車に戻りました。





怖くて動けんやった私にゴミ収集車のおいちゃんが言いました。

「あんた!何しようと!ヤラるーばい!」





その一言で我に却った私。

「そうですよね!」

と、言って猛ダッシュでマンションまで帰りました。





あの時のおいちゃんに本当に感謝





今度、みんながゴミ収集車のこと「くさいー!」と言ったら

この話をしてあげよう。

(しないしない