良いボイストレーナーの見極めポイント | ナナイロミュージック ボーカルスクールのブログ

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音程も、高い声も自由自在の”ボイトレ”を楽しもう!

暑い!暑い!暑い!

夏ですね。

クーラー効かせて待ってます。

校長の東です。




ということで、今回は
良いボイストレーナーの見極めポイント』について僕の考えをまとめてみたいと思います。


たくさんのポイントがあって、そのポイントを満たしていれば満たしているほど良いのですが、

キリが無くなるので、今回は、大切なポイントいくつか絞って書くことにします!


体験レッスンを検討中の方や、体験レッスンをいくつかのスクールで受講されて、どこにするか迷ってらっしゃる方にとって、講師を見極めるためのポイントになると思うので、ぜひ最後まで読んでいただければと思います!

※注意※
以下の内容は、あくまで私の個人的な見解であり、特定の誰かを批判・否定する意図はありません。


以前のブログで「講師の質」について書きました。

講師を大まかなタイプに分け、どのタイプのボイストレーナーがベストなのかをという内容でしが、

今回は更に具体的な「良いボイストレーナーの見極めポイント」に触れたいと思います。

《前回の記事はコチラから!》
【前編】ボイストレーナーの質とは~講師の種類~
【後編】ボイストレーナーの質とは~講師のヒエラルキー~






それでは、早速ポイントを挙げていきます!





【見極めポイント①】
[レッスンでピアノを使っているか?]

 

 


 

 

 

 

 

 

「えぇ!?ボイトレにピアノ使わないの!?」と驚かれる方もいらっしゃると思いますが

意外にも、ピアノを使わずにボイトレを行う先生は結構います。

ピアノを使わず、色々な道具をつかって練習したり(ボールとか)

音階が録音されている音源を「再生」して練習したり・・・

とにかく、ピアノを使わないレッスンを行うわけです。


ボイトレでピアノを使わないのは、ダメです。

たまに軽く使う程度でも、ダメです。

ギター等で代替しているのも、ダメです。



理由はいくらでも挙げられますが、

やはり正しいタイミングで正しい音程が出て聞き取りやすい音のピアノを駆使して

臨機応変に、生徒さんさんに時に合わせて、時に引っ張って(導くように)発声練習を行う必要があります。

ボイストレーナーにとって、非常に便利な楽器であり、声の次に大切な商売道具のはずのピアノ

便利なツールを使わない最大の理由は、

ズバリ!「ピアノが弾けない」ことだと思います。



「ボイトレとは何か?効率よく上達に導くには?」を理解できていれば徹底的にピアノの練習をして弾けるようになる努力をするはずです。

つまり「ボイトレとは何か?効率よく上達に導くには?」がわかっていない。

もしくは

薄々気付いているが、弾けるようになる努力をしていない

のいずれかの可能性が高いと思います。


よって、レッスンにピアノを使わないボイストレーナーは、あまり質の良い講師とは言い難いと思います。






【見極めポイント②】
[具体的な改善方法を提示するか?]

 

 


 

 

 

 

体験レッスンでも、通常のレッスンでも

発声や歌唱を一通り確認した後、

問題点の指摘 → 具体的な改善方法の提示 → エクササイズ → 結果の考察 → 次のステップへ(次のアプローチへ)

という流れがベストだと考えています。


「問題点の指摘」なんかは、レッスンを続けている生徒さんでさえ意外と的確に指摘出来るもんです。

1年程レッスンをやっていれば、友達とカラオケに行って、友達の発声や歌の問題点が結構見えてきたりします(笑)


ただ、一連の流れで1番難しいと言っても過言ではないのが

「具体的な改善方法の提示」です。

まさにボイストレーナーの実力の見せ所なのです。


知識  ・  声を聞く力  ・  経験  ・  直感力(センス)

全てが試されます。



また、重要なのは

「具体的でないボヤッとした改善方法の提示」ではなく
「具体的な改善方法の提示」を行うか否かです。

ボヤッとした改善方法を曖昧に提示するのは、しゃべりが達者」であれば簡単にできますし、「問題の指摘」と同じくらいの難易度です。


問題点を把握し、

「なぜその問題が起こっているのか?」

「どうすればその問題が解決できるのか?」

「解決したらどうなるか?」


ここまで具体的な提示ができれば完璧です。

上の流れで明確に提示されると、次の項目の「エクササイズ」を頑張る気が湧いてきませんか?




「問題点の指摘」だけで終わるボイストレーナーは結構います。

問題点はわかるが、改善方法がわからない場合全く関係ないエクササイズをしてお茶を濁していることも往々にしてあると思います。



その他「問題点の指摘」のあと急にエクササイズに入ってしまうと

そのエクササイズがどのように問題と関連しているのかがわからず

ボイストレーナーと生徒さんが同じ方向に向けない場合があります。


講師と生徒さんが同じ方向に向いてレッスンをする

そういう点においても「具体的な改善方法の提示」は必要です。


中には、問題点も何も言わずさっさと改善に導いてしまう凄い先生もいます!

それはそれで有りですが、私の場合、できれば問題と目標を共有したいので


「具体的な改善方法の提示」を行います。


「具体的な改善方法の提示」がない先生の場合、改善方法を聞いてみましょう。

具体的な答えが返って来なかった場合、あまり質の良い講師とは言い難いと思います。






【見極めポイント③】
[発声のデモンストレーションを行うか?]

 

 

 

 


 

 

 

 

要するに「お手本」をやってくれるか否かです。

確実にお手本をやってくれる先生が良いと思います。

特にミックスボイスに関しては、イメージし難いのでデモンストレーションは必須です。

良いデモンストレーションは、聞いただけで

「凄い!」

と感動できると思います。


注意していただきたいのは

「発声のデモンストレーション」をやってくれることが重要で

「歌のデモンストレーション」はその次でいいということです。
(ナナイロミュージックのYouTubeチャンネルでは、歌のデモンストレーションばかりですが・・・)


もちろん素晴らしい歌を目の前で歌ってもらえて、

自分の先生がカッコイイ!憧れる!やっぱり凄い!

と感じられることは、練習に対してモチベーションが上がりますし、先生を信頼することもできます。

歌のお手本もとても大切ですが、生徒さんの多くは発声力が無いために思ったように歌えないわけですから

やはり「発声のデモンストレーション」が優先順位としては上位にくると思います。

発声でわかり難い微妙なトーンなどを、わかりやすくデモンストレーションしてくれる

さらに
「ダメな例のデモンストレーション」も駆使してお手本を示してくれる先生は

間違いなく良いボイストレーナーです!


「発声のデモンストレーション」が上手で、わかりやすくお手本を示してくれるボイストレーナーを選べると上達にしっかりと導いてくれると思います!









ざっくりと3つの【見極めポイント】を挙げましたが、いかがだったでしょうか?



【見極めポイント①】
[レッスンでピアノを使っているか?]


【見極めポイント②】
[具体的な改善方法を提示するか?]



【見極めポイント③】
[発声のデモンストレーションを行うか?]




まるで当然に感じるポイントに感じるかも知れませんが

このポイントをクリアしていないボイストレーナーは、結構多いと思います。

少し長くなり、読むのも大変だったと思いますが、スクール選びや先生選びの参考にしていただければと思います。




ちなみにナナイロミュージックのボイストレーナーは、全てのポイントをクリアしています!





ではまた!

 

 

 

 

 

 

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