早速ですが、YouTubeに新しい動画をアップしました！
今回の動画は、
三代目J Soul Brothersさんの楽曲
『C.O.S.M.O.S～秋桜～』の
サビをミックスボイスを使って歌うというものです。
スッキリと歌うには非常に難易度が高い曲ですが、
ミックスボイスを使うことで比較的スムーズに歌うことが可能です。
では、今回アップロードした動画です！
「ミックスボイスって何！？」
もちろん、こういう話になります。
色々な人が
色々な場所で
色々な解釈で
ミックスボイスという言葉を使われていますが
この場では、「チェストボイス（地声）とヘッドボイス（裏声）をつなぐ声」としておきます。
※機会があれば少しずつ詳しく解説したいと思います。
ミックスボイスを使って歌うとどういうメリットがあるのか？
①高音で声がひっくり返らない
②高音で叫ぶように歌う必要がない
③高音でノドを締めてしまい息が止まらないので苦しくない
④余計な力みがなくなるのでリズムがモタリにくくなる
⑤クリアな声で言葉が聞き取りやすくなる
⑥チェスト～ヘッドボイスの行き来がスムーズになり表現が豊かになる
その他・・・
良いことばっかりじゃん！
はい、良いことばっかりです！
ぜひ、マスターしたいテクニックであることは間違いないです。
で、動画についてです。
動画の前半で解説していますが
この曲のサビでは、「A4（ラ）」俗にいう「hi-A（高いラ）」がこれでもかと出てきます。
A4は男性からすると非常に厄介で
◆チェストボイスでは叫んでしまう
◆チェストボイスからヘッドボイスに急に移行してしまい、ひっくり返ったようになってしまう
という、嫌な音です。
動画内では、このA4をミックスボイスを使って叫ばず、ひっくり返らずナチュラルに歌っています。
しかしながら、原曲ではA4をヘッドボイス気味で歌っているポイントも多くあります。
これは、表現上そのようにしたほうが、フレーズにメリハリが出るからだと思われます。
僕自身もそのように歌ったほうが、かっこよく、イイ感じでまとまると思いますが、
あくまでも今回はデモンストレーションなのでヘッドボイス気味に移行せずに歌っています。
※最高音が出てくる箇所は、ミックスからヘッドに移行させてます。
A4をミックスボイスを使ってスムーズに歌う上でポイントになるのは、
その下の音、E4-F4-G4からミックスボイスを意識することです。
この辺り音域は、普通に、もしくは頑張ればチェストボイスで出てしまうので
ついついガッツリ声を出してしまいがちになりますが、
これをやってしまうと、A4で叫んでしまうか声がひっくり返ってしまうかが待っています。E4辺りからミックスボイスを意識することは、
非常に重要なポイントになりますので、参考にしてみてください。
と、まあ、口で言うのは簡単ですが、中々難しいのが本当のトコロです。
（もっとキレイに歌ったつもりでしたが・・・うむむ・・・次回の動画では改善していきます）
ミックスボイスは、しっかりボイストレーニングを積み重ねれば、手に入れることが出来るテクニックです！
今後も、出来るだけこういった動画をあげていきますので、ぜひ参考にしてみてください！
生徒の皆さんは、疑問な点などあれば、どんどん質問してくださいね。
