誕生日月間のせいか子供たちのお誘いが多く
嬉しいです。
「何が食べたい?」
と聞かれて
「食事よりお部屋公開中の庭園美術館に行きたい」
と言ってしまった私に
この庭園美術館の建物は
朝香宮鳩彦王が2年をかけて建設し、1947年の皇籍離脱まで暮らし
その後は外相公邸として使われたた邸宅です。
欧州に留学していた朝香宮鳩彦王が、1923年、パリ郊外で自動車事故に遭って重傷を負ったため看病のため充子妃が急遽渡仏し、その長期にわたる滞在の間にアール・デコに感銘を受けて、この邸宅を建てる時にその影響をあちこちに反映させたそうで圧巻です。
そのため建物のどこを見ても素晴らしい芸術品にしか見えない装飾があって壁、床、天井や、家具に至るまで観るものが素晴らしくどんなに時間があっても足らないくらい見ごたえがありました。
玄関にまず狛犬が置いてありますが、子連れの狛犬で可愛らしいです。
玄関も広く天使のモチーフのガラスの装飾など素晴らしくウキウキします。
そして室内に入りますと入口近くの部屋に大きな香水塔という置物があります。
いわゆるディフューザーだよね。装飾品としてかなり立派です。気持ちのいい空間なのでしょうね。
どこを見ても見ごたえたっぷりです。
第一階段、白いところは大理石で赤絨毯が敷いてあります。ここで写真も撮りたかったのですが、気恥ずかしくて撮ったのは後ろ姿しかありません。撮れば良かった。
綺麗な家具や壁紙も紹介したいところですが、見せるのには恥ずかしい姿が
写ってしまって反省しきりです。身体を鍛えなければと思いました。
そこで上の方、シャンデリア
これらは一部です。二つとして同じ照明を見なかったような気がします。
これは、マリーローランサンが描いた椅子だそうです。テンション上がりますね。
二階の窓からみた中庭
これらの部屋でどんな歴史が刻まれたのでしょうか。想像するだけでも楽しい時間でした。
美術館から日本庭園に向かって出て来ました。
茶室の前の池です。
お婿さんがレストランを予約しておいてくれましたので
時間に合わせて前のお庭で待っていると続々と集まってくるお客さんたち
一時はこんなに入口の前に人があふれてしまってどうなるのだろうと
思いましたら、予約時間の5分ほど前には、きれいな列になって
ほおーさすが日本人だなあと思ったものでした。
メイン料理は鶏
レストランでは、かなりにぎやかで解らない言語が飛び交っていました。
海外の方たちは声が大きくていらっしゃる。それでも日本に合わせて列を作っていたのですね。
上野の美術館に行った時も思ったのですた、本当に海外の方が増えて予約をしないと
入れないようになって来ていますね。
でも日本人としては、美術館や、美術館そばのレストランくらい予約しないでふらっと行きたいものです。