相変わらず、子供たちが様子を見に来てくれる。
でも子供たちのいない日は、なんだかとっても寂しくなってしまう。
子供たちがくれば、何もしなくていいと言われながらも
お茶を出したり、ちょっとした食べ物を出したり
片付け物を手伝ってくれいる側から、ゴミの仕分けをしたりするので忙しく時間が過ぎていく。
そうだ。何かに没頭しようと映画を観に行きました。
解説・あらすじ
「ボヘミアン・ラプソディ」でアカデミー賞を受賞したラミ・マレックが主演を務め、戦闘や暗殺については素人のCIA職員の男が、殺された妻の復讐に乗り出す姿を描いたアクションサスペンス。
内気な性格で愛妻家のチャーリー・ヘラーは、CIA本部でサイバー捜査官として働いているが、暗殺の経験もないデスクワーカーだ。最愛の妻とともに平穏な日々を過ごしていたが、ある日、無差別テロ事件で妻を失ったことで、彼の人生は様変わりする。テロリストへの復讐を決意したチャーリーは、特殊任務の訓練を受けるが、教官であるヘンダーソンに「お前に人は殺せない」と諭されてしまう。組織の協力も得られない中、チャーリーは彼ならではの方法でテロリストたちを追い詰めていくが、事件の裏には驚くべき陰謀が潜んでいた。
原作は、スパイ小説を多く手がける作家ロバート・リテルの小説。監督はドラマ「窓際のスパイ」や映画「ONE LIFE 奇跡が繋いだ6000の命」を手がけてきたジェームズ・ホーズ。主人公チャーリーをラミ・マレックが演じ、上官のヘンダーソン役で「マトリックス」のローレンス・フィッシュバーンが共演。
2025年製作/123分/G/アメリカ
原題または英題:The Amateur
配給:ディズニー
劇場公開日:2025年4月11日 eiga.comより
いつものように仕事に精をだしていると、上官から長官室に呼ばれる。
妻のサラがテロリストに寄って殺されたというのだ。CIAに勤めているため
警察が把握していない映像まで見られて、サラがどんないきさつでどうして殺害されたのかが解ってしまう。
そこまで解っているのに、上司たちはテロリストを捜査しないというのだ。
何かが裏にある、泣き寝入りは出来ないチャーリーは、上司を脅迫して、殺しが出来るように訓練を受けさせて貰う事にした。
ところが肝心なところで腰が引けてしまうチャーリー。彼のメンターであるヘンダーソンには、匙を投げられてしまう。
チャーリーが訓練をしている間に、彼が脅迫した元を探し回る上司たち。
これでチャーリーは、たった一人でテロリストに立ち向かうことになってしまう。
テロリスト4名を探すうちに知り合った女性の一人がドラマ「アウトランダー」
のクレア役でおなじみのカトリーナ・バルフ。綺麗ですね。優しくて芯が強い役がお似合いです。旦那様を亡くした役で、日頃見ていた景色にはいつも夫がいたので、
いない生活はどうしていいか解らないというようなセリフがあるのですが、
今の私にぴったり、夫が入院してから、生活が丸替わり。
今まで朝型だと思っていたのに、早くても5時半くらいに目が覚めて、ゆっくり起きてお腹が空いてから食事。中々片付かない家だったのに、掃除をするのが嫌で片付けまくったら、どんどん物がなくなりそう。
チャーリーも妻のサラのいない家に帰るのが嫌という気持ちもすごく解って
妙なところで泣けて来ました。
妻の思い出もさりげなく出てくるし、映像が消えても声だけ残っていたり、
チャーリーの切なさがよく解る。
それとチャーリーがテロリストを殺す時に見せる顔が殺し屋のそれと違うのも
アマチュアらしい。 スナイパーとかとは真逆なんだろうな。ドラマ「ジャッカルの日」を観ていると暗殺場面は、こちらが辛くなってしまうくらい淡々と行っていますものね。
まあ、それを指摘される場面も出てくるし。
色々あって、最後の大物を取らえる場面に向かうのだけれど、この弱さを残したままのチャーリーなので、ハラハラしっぱなし。
IQ170を生かせる場面は来るのだろうか。余談だが、IQの高い人は何かに熱中すると
それが解けるまでは、集中が途切れないらしい。IQ普通のこちらとしては
集中が持たず、もういいじゃないかと思ってしまうけれど、解けた後は違う物へ向かえるらしいので、チャーリーにとっての何よりのリハビリなんだろうな。
「ナイトミュージアム」でアクメンラーをやっていた人が、ここまで成長するなんて
こっちも歳を取るものだなと変な感動を覚えたものでした。