お孫ちゃんの文化祭に行って来た。

まだ暑くてお孫ちゃんの文化祭でもなければ出かけるのを控えたいような陽気だ。

 

そこで昨年は朝から開始時間まで並ばされたので、ちょっと時間をずらして駅に到着。

人は多いが文化祭に行く人ばかりではない。

学校までの道のりのため学生が駅から案内ボードを持って、道案内をしている。暑い中倒れないかと心配になってしまうくらい赤い顔をして案内をしている。

ご苦労様と声を掛けながら最短距離を歩いて行ったと思うが、やっぱりちょっと並ぶことになった。

 

今年からお孫ちゃんは運動部に入ったとのことでグランドかしら。体育館かしらと思っていたら、

今年も落研に出るとのこと。

 

出番前に行ったはずなのに、すでに出てしまったような気配だった。

そこで時間を押しててくれた息子にLINEをしてみる。

また出るかもと気楽な答え

とはいえ昨年の部員と教師ばかりのお客ではなくて小学生が沢山観に来ていたので

大勢に紛れて観ていることにした。

 

ジャグリングなどを間にはさみ、まるで寄席のようだなと見ていたら

お孫ちゃん登場。待っていた甲斐があったなと思ったら

「順番の部員が来ていないので、もう今日は三回目の舞台なのです。先ほどの話に怖いものが出て来ましたが(饅頭こわい)僕の怖いのはネタがなくなることです。」

なんていいながらも無難にネタをこなす。

 

時間もぴったり終わらせたらしく満面の笑みで終わったのだが、

次の演目の大喜利が始まらない。何か問題が起きたようだ。

他の部活との掛け持ちで、まだ来られない部員。漫才なのに、相方が来ていない人

幽霊部員などで人数がそろわないという。

 

仕方がないと言う事で、いるだけの部員で質問タイムを始めた。

登録している部員は30人はいるというのに、目の前には4人だけ。

それぞれの学年の人数を言い始めると、確かに少なくとも20人はいるはずのようだ。先ほどからずっと観ている小学生に目をつけて、どうして観に来たのかと

声を掛けると、学校見学で、受験に合格してこの学校に入れたら落研にも入りたいと頼もしい答えを次々に応える。

ところが学年を聞くと3年生とか4年生とか。

そこで高校生たちが「ああ、僕たち卒業してるわ」と嘆く。

そんなやり取りも面白いのか、大喜利目当てに入って来たのか部屋は、立ち見まで出ている。女学生も結構観に来ていて、関係者ばかりじゃないのは、ちょっとすごい。

そんなやり取りをしているうちに部長のお着替えが間に合って大喜利の開始。

 

部員が少ないので、座布団運びもいなくて、答えによって座布団が部員の頭の上を行き来する。

部長の司会が絶妙で、妙な答えもちゃんと拾って、いい雰囲気だ。

時間になって、これからお昼休憩なので一旦部屋をカラにしますとの案内だったが

いつの間に増えたのか観客が多すぎて出口で混雑している。

部員を捕まえて質問ぜめにしている人たちもいる。

この中に入部希望者がいるといいのだが。

 

 

私と夫は冷房の効いた部屋から、外に出て食事の出来るところを探したが、

まだコロナの影響があるのか、決まった場所でしか販売がされていないようだ。

本を販売しているところで、帰りに読む本をゲットして帰って来た。

外に出て食事をしたら、もう午後の部は、観る元気がなかった。

 

まあお孫ちゃんが、頑張っている姿が見られたので良しとしよう。