仲間とマンドリンのアンサンブルをしていて、この朝ドラの曲を多く使うことから
熱心にではないですが、時々は観ています。
先週観て、はて?
と思ったところがありまして、今日も観てみました。
NHKのサイトで見ますとこんな内容とありました。
大庭家の問題は解決せず、家裁に調停の申し立てが行われた。梅子(平岩紙)は息子たちが均等に分けることを望むが、長男・徹太(見津賢)母親にも他の兄弟にも
相続放棄を迫る。
大庭家というのは、主人公が法律を学んだ学校での同級生が嫁いだ家です。
大庭梅子という女性は地位もお金もある夫から離婚するために法律を勉強したと言う人で、夫から離婚届けを出された時に三男だけを連れて家を出たようです。
長男は弁護士になっており、次男は戦争に行って負傷、やさぐれている様子です。
三男は梅子と一緒に暮らしており、弁護士を目指しているものの、まだ学生のようです。
長男は、この中でちゃんとした職を持っているのは、自分だけなので、すべて自分が相続してみんなの面倒はみるから他の兄弟と母親は相続を放棄するようにとのことだ。
先日ちょっと見た時は、今とはちょっと違うようで、この時代母親が1/3 残りを兄弟で分けるとあったように思いますが、ちゃんと見ていないのではっきりしたことが解らずすみません。
気になったのは、相続放棄という言葉。
意外に聞くのですよね。
この時代の前、第二次世界大戦の後に長子相続というものが法律でなくなったようです。今、Netflixで観始めた「ザ・ジェントルマン」もいきなり親の相続問題からはじまりました。こちらは、父親の遺書があったために次男が相続することになったのですが、そのあとに負の遺産も見つかると同時に、遺産を当てにしていた長男の暴走で大変な展開が待っていそうです。
一方の「虎に翼」ですが、誰が誰につくのか、複雑を極めましたが、
配偶者の梅子が相続を放棄すると共に姻族関係の終了を宣言しましたので、
子供たちとお姑さんで話し合うことになりました。
梅子さんは妻としても親としても間違っていたとして、晴れて一人で生きる事にしましたが、それだけの決断が出来る人なら、やり直して行かれるだろうと思います。
それというのも今月の初め、大学のサークル仲間で集まったのですが、そのうち2人が夫と死に別れです。
一人は子供がまだ生まれたばかりで夫を亡くし、相続問題で夫の実家と裁判までして争ったそうです。夫が資産家の出だったので、相続するものも大きくて大変だったそうです。孫に合わせないという条件でお金を少し渡して解決したそうです。
その時に彼女は色々調べたので、その後ファイナンシャルプランナーとなって、子供も1人で育て今もその仕事を続けているそうで、かなり逞しいです。
もう一人も夫が働き盛りのうちに亡くなり、大変な思いをしたそうですが、最近、苗字を替えたので、友達の一人がその理由を熱心に聞いていたら、娘が結婚して落ち着いたので、婚姻関係の終了届けを出したそうです。もう十年以上も前になりますが、
亡くなってすぐの頃は、安穏に暮らしている私たち(それぞれ介護問題はあったのですが)に対して風当りが強くて、今回もちょっと怖かったですが、彼女も強く生きているようで、人一倍元気でした。
そろそろ年齢的に子供のいない叔母さんからの相続なんて話も2件あって、孫の世代が集まって協議したなんて話も聞きました。
親が商売をしていたからそれを存続させるために家を継ぐもの以外は相続放棄した。なんて人もいます。
みんなで集まった時のお食事(載せる写真が思いつかなかったので)