解説
ジェラルド・バトラー主演で、ゲリラ組織が支配する島に不時着した飛行機の機長が、犯罪者と手を組みながら窮地を乗り越えていく姿を描いたサバイバルアクション。
2022年製作/107分/PG12/アメリカ
トランス機長は、小規模な航空会社に勤めていて、この日もシンガポールから東京経由でホノルルに行くという航空機を操縦することだった。
娘と久しぶりに会えるのを楽しみにしている。
乗客は14名とのことで空席だらけだが、飛行機自体も小さめで、かなり振動とかも感じるだろうなと思っていたところ、案の定、余分な燃料は積んでいないとの会社命令で、嵐の上を超えて行けとのこと。高度を上げるのも燃料がかかるのではないかと思うのだが、嵐を避けるとかなりの遠回りになるのだろうか。
会社命令に従うことにするのだが、その上、聞かされていなかった犯人護送までも組み込まれてしまう。
予告で観ているので、この後、反政府ゲリラが支配する島に不時着してしまうのだから、この犯人がどうかかわって来るのか、不安になる。
その上、乗客たちの自分勝手なこと。
たった14名なのに、シートベルトを素直に締めていないし、おとなしくない。
飛行機は、電力盤に雷が落ちて、計器が効かなくなり、通信も途絶えてしまう中
フィリピンのホロ島に不時着する。
島の名前も解らないが、不時着するために見つけた道路があり、建物も確認されたことから、機長は、乗客たちを残して、連絡の取れる場所を見つけるために、移送中の犯罪者ガスパールと出かける。
機長トランスは、ジェラルド・バトラーなので、「エンド・オブ・ホワイトハウス」などでのアクションを期待してしまう。
犯罪者のガスパール役にドラマ「ルーク・ケイジ」で知られるマイケル・コルター。
単なる犯罪者ではなく軍隊にいたとのことで、実戦に強く、中々頼りになる人ではあるのだが、感情を見せないので、謎めいている。
久しぶりに映画館で観るのに、ちょうどいい感じの映画でした。
「ナポレオン」の予告もやっていた。こういう予告を観るとまた映画館に足を運んでしまいそうだ。
東京経由と言う事で日本人もいるのかなと思ったが、残念ながらいなかったが、
それぞれの出身を聞くとかなり様々でした。
特に機長は、私もイギリス人かと言ってしまいそうですが、スコットランド人だということで、中々出身を聴くのも難しいですね。
飛行機が不時着したフィリピンのホロ島は、実際にも危険な島のようですね。そして次に行こうとした島が安全なのかと心配でしたが、ちょっとの違いで安全な島があったようですね。
通信が使えないような場所に行った時に人は何をするのだろうか、暑さ、寒さにも守られている世界から、こんなところに放り出されたら、どんな行動を起こしてしまうのだろうか。
機長もノープランながら、乗客を守ろうとするのが、自分たちの気持ちの近くに来てくれた感じがして色々考えさせられました。

