とにかく実家で両親存命中に後回しになっていた写真は、

目に付いたところだけでも段ボールにいっぱいくらいあったのですが、

本格的に整理を始めたら

引っ越し用大きめの段ボールに4箱くらいあった。

 

それを整理し始めて

両親の分は、家の状態が解るものとか、参考になるものを中心に

さっさと整理をして

いよいよ自分の家の分とかぶるものを整理し出したら、

子供たちを預かってくれている間に色々なところに連れて行ってくれていたようで

す。

母が仲介となって、親戚づきあいもしていたようで、初めて見る写真も多く

色々な謎が解って来ました。

大変多くの方にお世話になっていたのだと思います。

そして母が認知症を発症しながらも元気で、外に連れ出せていたころは、

私も元気そうでしたが、母が亡くなり、父が亡くなってからは

気づかぬうちに健康を損なっていたのもありますが、老けが加速しているように感じます。

そこで、母が同じ年くらいの写真を探してみてみると

はるかに若い母がいて、意欲的に動いているのが解ります。

きれいな色の服を着て、ハツラツとしている母を見ると

歳だからなんて言っておらずに、元気に生きて行かなくちゃと思いました。

 

そして母はいい服を着ているせいか、未だに残っているものもありますが、

私の服は安物買いなのか、全く残っていません。

今持っている服だって、写真に残るにふさわしい服なのかと思うと

母のものを残してリメイクするなりして着て、自分の物は、どんどん捨てたくなりました。

一切がっさい、部屋に移る花瓶とかもうちの安物は即刻処分。

そんなことをやっているうちに欲しいものもなくなり、うちの中がすっきりし始めています。

体重さえ減って来ている(以前のスリムな自分を見るのがいいのかも)ので、ブカブカになった服を捨てるせいで、どんどん収納に空きが出てきています。

 

写真整理でこんな効果があったなんてびっくりです。

買い物も減っています。

買いたいものがなくなっている状態です。

それより、物が減って、なくなったと思ったものが出て来たりで、

買おうと思っていたものも買わなくて済む状態。

 

断捨離については懐疑的でしたが、やみくもに断捨離をするのではなく

こうやって冷静に必要ないものが理解できたのが収穫でした。

 

ときめくかときめかないかと一つずつ記憶をたどるのなら、古い写真を整理しなおすのは、いい手段かもしれません。

写真を見た後に、なんでこんなものを持っていたのだろうか、

残り少ない人生に必要ないとあっさり感じてしまいます。

 

ドラマでは

『9-1-1: LA救命最前線』

を観ています。シーズン1では、母親の介護をしながら

緊急通報ダイヤル・911のオペレーターをしている女性がキーパソンです。

まだ独身ながら、恋愛もままならない女性です。

その緊急通報ダイヤルと連携して出動しているのが、ロスの消防隊や警察なので

彼らの生活も描かれています。映画「ブラック・パンサー」でもおなじみのアンジェラ・バセットが、ロス市警のパトロール警官で巡査部長なので、彼女の力なのか引き込まれます。介護、消防士、警察ものがお好きな方はぜひご覧ください。

ちなみに私はディズニー+で観ています。