因島にから、

私と夫は、サイクリングをする前日に

まず因島大山神社に行って、

自転車神社に安全祈願をしました。

 

もうサイクリストばかりで圧倒されました。

サイクリングをされている方たちは、スタイルも余分な肉がなさそうで

小太りな私たちも明日、サイクリングをしますなんて、

恥ずかしくてとても言えませんでした。

 

翌日、私たちは、8時半に開店のレンタサイクルのお店に行きました。

あらかじめ夫が予約を入れていてくれたので、借りれましたが、

次に来た青年は、「うちは、みんな予約が入っていて、ママチャリもないよ」

と言われていました。

どこに行っても、自転車旅のパンフレットがあるので、それだけ自転車が

人気なのでしょうね。

 

私が本調子でないことと、夫が自転車があまり得意じゃないので

夫がたてた最初に予定を、大分変えさせて貰いました。

体力に自信のない人には、参考になるのではないかと思います。

 

因島から生口島に渡る生口大橋が、一番大変だろうと言われていましたが、

上下で一車線ずつのサイクリングロードもあり、私にとっては、あまり大変な事もなかったのですが、

夫は、サイクリングロードの幅だと、坂道で端を通るのが困難のようで、

フラフラしたようです。

私が先なので見ていませんが、私の前にもサイクリングロードの真ん中じゃないと

バランスを取れない方がいて、後ろからサイクリストが来られると、その度に

止ったり、自転車を降りて端に寄ったりしていたので、

夫もそれで、時間を取られていたのかもしれません。

 

そんなこんなで、耕三寺まで到着しました。

 

今までは、旅行に行くと、時間管理、お金の支払い、調べものまで私がやっていましたが、今回、お金の支払いを毎日計算しておいて、夫に任せました。

 

そこで、耕三寺でも入館料を夫に支払って貰うために、自転車(入口の右側)を置くのにも、荷物をロッカー(入口の左側)に入れるのにも、慌てずに済みました。

時間も、大きな腕時計を購入したので、楽でした。

 

派手なお寺ですが、日光の東照宮とかを思い出す感じです。

中々の広さがあります。

階段の道とスロープの道があります。

 

このあと、未来心の丘に行きたいので、そこそこにして、最短距離で

未来心の丘に向かいます。

 

申しわけないですが、この耕三寺も新しお寺と言う事で、そこまで期待していませんでしたし、派手なお寺に興味も持っていませんでした。

しかし、中々立派です。

 

そして、未来心の丘も大理石で作られた創造物と言う事で、ただただ駄々広いところかなと思っておりましたが、

なんか奥の景色と一緒になると遺跡みたいですよね。

階段を上りついた場所にカフェがありました。

カフェが今ちょっとマイブームです。

しかし、ジェラードがおいしそうです。

柑橘類のジェラードと桜のアイスです。期間限定かもしれませんが、

桜のアイス絶品です。

内装も素敵なお店でした。

瀬戸内海がきれいに見えます。

とにかく、どこもここも真っ白なので、遠近感が狂いそうです。

登るのは、いいですが、降りる時が、どこが階段だか解らなくなる場所も

ありました。

これだけ楽しんで、まだ11時くらいでしたので、

予定で行こうと思った”かねよし”は、まだやっていませんでした。

 

ここで、夫が先に注文しておいてといなくなったので

かねよしまで戻ったのは、無駄骨でした。

平山郁夫美術館まで戻ると、

夫に言って商店街まで戻り、タコ飯を出してくれるらしい”ちどり”に行きました。

上がたこの天ぷら、下がタコ飯です。

この時間でもほぼ満席です。

 

夫がさっきいなかったのは、”島ごころ”のお店に行ってお土産をかっていたらしいです。

こういうお土産のチェックはぬかりありません。

”瀬戸田れもん”というのが有名らしいです。レモンが皮まで入っているそうです。

 

この時点で私は、お土産をなにも買っていなかったので、それを買いたいというと

空港でも買えると言います。

 

せめて娘から頼まれた生のレモンは買いたいと言いますと、

帰りに果物を売っているお店によってくれましたが、

自転車を置くところがないから先に行けといい、夫が300円くらいの

袋入りのを買ってくれましたが、国産で5,6個入って300円なんて

破格じゃないですか?

もう一袋欲しかったです。

そこで、島ごころのお店には寄りたいと主張しました。

お店には、色々な味のレモンケーキが売っていました。

 

お店の人が、出来立てのレモンケーキが食べられるというので、それを貰いました。

時間がないというので、空港で買う事になりました。

 

来た道を戻って海沿いを走ります。

生口橋を渡って、

夫が行きたかった

はっさく工房 まつうらに行きました。

 

夫は、橋の上を走るのが苦手、風が強くてバランスを取るのが大変だと言います。

生口橋の出口から、左に行くので、道を渡りましたが、

”はっさく工房 まつうら”は、道の向かい側だったので、

自転車を見ていてくれたら、夫が買ってくるというので、

大福二つくらいだったら、すぐだろうと自転車を見ていることにしたのですが、

後から入っていく人がいても夫が中々出て来ません。

 

色々な果物が丸ごと入っているらしいのですが、行きによりたいと夫が言ったのに、

余分に走ることになるので、帰りにしようと私が言ったために

はっさくしか残っていなかったそうですが、

夫は、それを8個も買って来ましたし、

ゼリーも二袋買って来ました。

「どこよりも安かったんだよ」と言っていましたが、どこで、チェックしたのか

さすがの甘いもの好きです。

しかも中でお店の人と話をしていて、

「これから水軍城に行くのは、大変ですよ」

と言われたそうだ。

 

そうは、言っても、除虫菊の畑や、因島アメニティ公園よりは、

水軍城は行きたいだろうと

夫がいない間に道を再確認していたので、水軍城へ行くことにしました。

 

しばらくして案内も出ていましたので、右の坂道を行くと、

夫が本当にあっているかと何度も聞いてくるので、

スマホで経路案内にして行くことにしました。

 

トンネルを抜けて、さすがにここまでは、自転車もおらず、

夫の不審を買いながら、進みました。

 

やっとの思いで水軍城に着きましたが、それでも天守閣は門のはるか上です。

自転車を置いて、先ほど買ったはっさく大福を食べていたら、ツアー客がやって来ました。

 

東京方面からのツアー客だそうです。夫がコンパニオンの人に声を掛けて

これから、どこを回るのかを聴きましたら、大三島の展望台に行くそうです。

ホテルにも大三島の藤の写真が飾ってありましたが、きれいな所なのでしょうね。

村上水軍の説明が映像で流れています。

【続日本100名城】No.178 能島城 というHPからお借りしました。

 

村上水軍の居城があった島が能島というのだそうですが、

現在は、無人島だそうですが、近くまでなら行かれるものなら見に行きたいものです。潮流クルーズというのがあるそうです。

 

 

場内には、所せましと展示物があります。

 

夫は、ツアー客と混ざって見学していたせいか、

「集合時間は何時でしたっけ?」なんて聞かれていました。

 

夫は、トンネル内を自転車で走るのが嫌だったらしく、

いつになく中々帰ろうとしませんし、坂を下っている時も

いつまで経っても降りてきません。

駐車場のあたりで待っていましたが、降りて来ません。

坂を上って見に行くのも大変そうなので、

ただ、ただ待ちます。

それなのに、一つ前のバスに間に合うかななんて言うので、

ここから、全速力で港のバス停まで急ぎます。

 

残念ながら、予定どおりのバスに乗ったものの、

バスの時間がオーバーしたので、電車に間に合わず、

白市駅から広島空港までタクシーを乗るはめになりました。

 

つまり、お土産は空港で買えばいいじゃないかと言われた私は、

ここで、焦って買いましたが、賞味期限が空港で買った分は

短くて、あげた人に申し訳ない事をしました。

 

まあ、こんなに凸凹コンビでよくぞまあ、行って来られたものです。