このコロナ禍

出来なかったことの最たるものが生の舞台やコンサート

私たちの活動は、まだまだ一歩進んで5歩くらい下がる感じですけれど、

やはり生のものって元気を貰えますね。

 

そこで、ふと清里で生ライブがあるけれど、無理だよねって

つぶやいたのです。

すると夫がすぐに予約しなよ。

行かれるよっていうので

予約してしまいました。

 

午後から出かけて

中央高速をただただ八ヶ岳へ

運よくリハーサルの途中からおじゃまのないように

聴くことが出来ました。

 

そして本番

このマリオネットというグループ

お話も上手ですね。

コンサートに行っても曲名など

覚えられないものですが、

順番がいいのか、ほとんど覚えています。

 

まずは、ポルトガルギターの説明がてら

みんなのうたでも取り上げられたという「くらいはしけ」

ポルトガルギターはチターと似ているということから「第三の男」もちょっとだけ

続いてポルトガルの地名でもある「コインブラ」

せっかく山に来ているので、イメージから

オリジナル曲「月下銀嶺」

「日曜はダメよ」

そして昨日発売になったCDから

「シャボン玉」と「赤い靴」

二階堂しょうちゅうのCMより

 

お酒繋がりで

赤ワインの歌「RURU」その前に白ワインの曲もさわりだけ

 

オリジナル曲「花の葬列」

萩原朔太郎さんの娘さんから、依頼された朔太郎さん未完の曲

「機織る乙女」

恐れ多くも吉田さんが完成させ、湯浅さんが編曲したものだそうですが、

娘さんが許可してくださったということで新しいCDにも入っていますとのこと。

出来立てほやほや、まだそんなに演奏されていない曲ですね。

ありがたいです。

そして大分でポルトガルとの架け橋になってくれたということで

依頼された曲「南蛮BVNGO」

ポルトガルギターとマンドリュートで、めちゃめちゃきらびやかな曲です。

そして今後、劇団民芸とのコラボで舞台にも立たれるそうで

その時に弾かれる曲 マンドリン弾きの男の曲

 

アンコールとしては、「古城」

父が亡くなった後のコンサートで演奏しながら涙が出て来てしまった曲でしたが、

マリオネットさんの「古城」は、華麗にアレンジがされており、

技量に圧倒されて、思い出したに留まりました。

 

あの時の古城は、父の稚拙な歌声が思い出されて、涙で曇って弾けなかったのと

なんかリンクしちゃったのですよね。

そんなこんなで実り多いコンサートでした。

車で行ったので、地ビールが飲めなくて残念でした。