やっと熱が下がったので、リハビリに行ったら、筋肉が硬くなってしまっているようで、無理しないでゆっくり戻していきましょうねと言われましたが、夜になったら、身体中が痛くなってダウンしちゃいました。

これは、出掛ける前に観ていたサンダンス映画祭でだけ上映された映画です。

 

ちょっとダサいタイトルですよね。原題も思いやりの基礎The Fundamentals of Caring

渋すぎですね。

 

公開日: 2016年 (アメリカ合衆国)

監督: ロブ・バーネット

音楽: ライアン・ミラー

原作: ジョナサン・エヴィソン(英語版)『The Revised Fundamentals of Caregiving』

 

解説

心に傷を抱える介護士の男性と難病を抱える少年が織り成す旅を、「アントマン」のポール・ラッドと「サブマリン」のクレイグ・ロバーツ共演で描いたロードムービー。ある出来事をきっかけに作家の道をあきらめ、介護士として働きはじめたベン。初めての仕事で、筋ジストロフィーを患う車椅子の少年トレバーの介護を担当することになった彼は、気難しいトレバーと時にぶつかり合いながら次第に心を通わせていく。そんなある日、ベンは毎日のほとんどを自宅の中だけで過ごすトレバーを外の世界へ連れ出すべく、トレバーが地図で眺めていた「世界で1番深い穴」を目指して車で旅に出る。共演に「スプリング・ブレイカーズ」のセレーナ・ゴメス。Netflixオリジナル作品。

2016年製作/97分/アメリカ  映画com.

 

 

ポール・ラッド演じるところのダンは、作家になるという志をあきらめ、3週間の研修後、介護士として働きはじめた。

初めて行った仕事では、難しい患者なので初めての人はダメと言われる。

雇い主のエルサも看護の研修を受けていて、ベテランでなければ、息子の面倒は看られないと言う。筋ジストロフィー症のトレヴァーも、皮肉屋で心を許さない感じなので、手を焼くが、どうしても給料が欲しいと言って頑張るベン。ちょっと

映画「最強のふたり」を思い出すようなやり取りもあるが、トレヴァーの家はシングル家庭なので、安全を考えて最低の自由しかない。

しかもトレヴァーの父親は、彼の病気が発覚すると出て行ってしまったと言う気の毒な環境だ。

ベンは息子を亡くしていて、それもあって、余計に、体が不自由でも生きているトレヴァーには、好きに生きてほしいと思っているようだ。だが、エレンは親子関係のような感じは望んでいない。エレンも次第にベンに息子を任せられるようになってきた。そんな訳で出張にも行こうと言う事になったが、その時に、ベンたちもトレヴァーが行きたがっていたあこがれの場所に行くことになる。

 

 

ポール・ラッドは、アントマンでもそうだけれど、頼りなくって、妻からは相手にされない。けれど、子供心を持っていて、子供からは、友達付き合いしてもらえる。

そういうキャラがとても似合っていて、微笑ましい。

どこか自分に自信がなくて、自分はいつも責められているというような意識があって、そういうものが前提で動いているのがよく解る。

ドライブ先では、色々なアクシデントが出て来て、手近な感じでハラハラもさせられて楽しめる。