週末に病院から電話があって、折り返したけれど、かからない。急な連絡だったら、また掛けて来るだろうとひたすら待機。
土日、いったい私は何をしていたんだろう?
娘が
「また、片付けしているの?」って、言っていたから、あちこちの片付け。

すると名字しか書いていないテスト用紙が。
しかも高得点。
注意書きもない。
「日頃の素行がいいからね」
本当かな。ふてぶてしいのだけれど
個人面談で
「家で厳し過ぎませんか?凄くいいこなんですが」って、言われたこともあったな。
まあ悪いこじゃないけれど、好き放題していたよね。なんて思い出に耽りながら断捨離。

窓ガラスも掃除して延々と終わらない家事に没頭していたっけ。

で、朝イチで病院へ電話。繋がらない電話に
なんと大勢の人が電話の前にいる。
急がない電話で申し訳ないけれど、父が何かを持ってきて貰いたがっていたら。とも思う。

あちこち回されて、やっと病棟看護師
「あ、元気になったので病室が代わって差額が発生しましたので、連絡しました」
どういう風に元気なのか、何か欲しがっているのかと聞きますが
「テレビカードは足りています。差額は5500円になります」
聞きたいこと、言いたいことが、上手く伝わらない。
すると
ちょっと電話を父と代わってくれたのだが
電波が悪いのか、途切れ途切れに
「今、どこにいるんだ?頑張るからな。頑張ります」
って、終始選挙カーのような父
「うちは大丈夫だよ。きれいにしてあるし、庭も手入れしてあるよ。何かいる? 新聞持っていくよ」
と互いに、言いたい事だけしゃべる。
看護師さんに代わると
「書いて欲しい書類があるので、ナースステーションに寄って声掛けて下さいね」

ナースステーションに着くと、看護師さんがやって来て
差額ベッドの書類にサイン。
9月分の請求書を貰い、父の様子を聞いた。
食事は、嚥下食からムース食で自分で全部食べるそう。
トイレは本人の希望があれば車椅子で移動だけれど、ほとんどは、オムツで対応。
夜中に大声を出さなくなった。耳が遠いので、寝言も大きいけれど、しっかり寝られている。
新聞や家族からの手紙を読んで家族の話をしてくれる。
と言われて、ああ手紙書いて差し入れしなくちゃと思った。
毎回手紙を書いているのは、長女だけだものなあ。
と反省しつつ帰って来ました。