もうずっと前に観たのに、最近映画予告でダン・スティーブンス見掛ける。「アイムユアマン」これを観る前に書いておかなくちゃと思った次第だけれど、PCが立ち上がるようになったものの、入力しても直ぐに文字が現れないので、時間がかかるがスマホで頑張る。
にしても、留守の間にプロバイダー変えてメールアドレスは削除しちゃうし、プリンターも買い換えるし文系の私に何をしろと言うのだ。我が夫は。

ちなみに、この映画の夫チャールズ、妻のアイデアで本を書いていたと言う設定。
うちの夫もよく仕事を持ち帰って手伝わさせられたものだが、それどころじゃないらしい。



1941年の初演以来、約2000回にわたり上演され、45年にデビッド・リーン監督により映画化もされた名作戯曲「陽気な幽霊」を、大ヒットテレビシリーズ「ダウントン・アビー」の監督の1人であるエドワード・ホールと、同作でマシュー・クローリー役を演じたダン・スティーブンスのタッグにより映画化。ベストセラー作家のチャールズはスランプの状態にあった。彼の小説のアイデアは、事故死した最初の妻エルヴィラが生前に生み出したアイデアを書きとどめただけのものだったのだ。ハリウッド進出のチャンスをかけた初脚本の執筆を前に、彼女の力なしでは無理だと思い知ったチャールズは霊媒師マダム・アルカティに頼み、エルヴィラをあの世から召喚するが……。チャールズ役をスティーブンスが、霊媒師マダム・アルカティ役をオスカー俳優のジュディ・デンチがそれぞれ演じる。


この舞台、絶対に面白かったと思う。「陽気な幽霊」として1945年に映画化もされているらしいので、映画ファンの中には、それをご覧になっている方もいるかな?

この原作者、ノエル・カワードがとんでもない人だったらしい。

主人公のチャールズは、ベストセラー作家なのにスランプで次回作が作れない。それと言うのも事故死した元妻エルヴィラのアイデアをほぼ使ったもので、今回最初の作品のハリウッド映画への脚本化で苦しんでいたところ
今の妻の誘いで観に行った霊媒士ショーで、元妻の幽霊を呼び戻そうと自宅で降霊会を開く。
その場では降臨しなかったものの、エルヴィラは、あたかもまだ生き続けているかのように、チャールズの前に現れ新しい妻がいるのを面白く思わないエルヴィラは、色々いたずらを仕掛ける。元々、好奇心旺盛な彼女、事故死したのも頷ける。
でチャールズは処世術はうまい人なのでしょうね。映画関係者を父に持つ今の妻と結婚して映画が上手く行けば、自分の本を脚本にするだけですから安泰な訳だったはずですが、それさえダメだったのです。
この二人の妻の間でドタバタするだけじゃないのです。霊媒士がジュディ・リンチですから、それだけじゃ終わらせてくれません。
ジュディって、歩いているだけでもワクワクさせてくれますものね。
時代は映画「ダウントン・アビー」か、その少し後くらいでしょうか。衣装も凄くおしゃれで楽しめました。
二転三転する結末に、これだから舞台原作って、好きって、思いました。
ダン・スティーブンスくん、次も期待しているからね。