父は整理が下手だ。
昔からなのか、年を取って始まったことなのか
わからない。
母はと言うと、昨日アルバムを整理していたが
既に認知症を発症していたと思われる2008年や
2010年のまで、行事事のアルバムがあるし、
デイサービスに行っていた時の日記もある。
それに比べて、父のは、今まで雑誌や機関誌、新聞等に掲載された俳句のファイルさえ、数年ごとにしか綴じてないし、新聞のファイルも新聞ごとだったり、切り抜きだったり、それを引っ張り出してきては、また文章や俳句にするので、
訪問診療の日は
取り敢えず、父が書斎から持ち出した物の整理に追われる。
訪問診療の時間までに、診察に必要なスペースを作り、施設からの連絡帳(これで日頃の体重、血圧をチェック)、ベッドの確保(ここも本やメモだらけ)
先生と助手が、カルテや作業をしやすい場所の確保を最低限する。
ましてや、昨日は、ひどい雨。新品未開封のタオルも用意した。
父は父で、先生に見せたいもの等を用意しているようで、忙しくしている。
とにかく、ワクチン接種の予約が取れたので、既往症や、飲んでいる薬は、先生に見て貰おうとしていたが
父も伝える事がいっぱいあった。
胸の痛み(利尿剤のせいで胸が膨らみ、つい触ってしまうので、余計に腫れ痛むらしい)
足の怪我(施設で手当てを受けていたが、連絡帳に記載なし)
さて 診療
むくみ 左足は、むくんで靴に当たる部分が、硬化

している上に、とびひのようなものが出来ている。
それに対する薬は、父が管理して自身で適宜塗っているのだが、
ドクターが、水虫菌かもしれないと、指の間の皮膚を取って、検査に回すそうだ。
それによって、薬が変わるかもと。
ワクチン接種の問診票の記入をお願いすると
まだ先生の受け持っている人で、取れたのは、
一人だけだったので、すごい。良かった。と
言われた。
そして、胸の痛みがあると父が乳首周辺を撫で回すのを見て、
本当は、薬を変えたくないけれどと言いながら、
薬の変更。
既に貰っている10日分は、都度変えなくてはいけない。
ちょっと報告する事が多くて、朝痛いと言っていた首の痛みは報告出来なかった。
本人が朝、ホカロンを袋から出して、
直張りしていい?
と言ったので、私が病院から貰っているフェルビナクテープを貼ってあげたら、痛まなくなったようで、二人とも忘れていた。
半日も効き目がもたないテープなのに、効いたようだ。
ドクターをお見送りしたら、
お腹が空いたと言うので、生クリームをホイップして、オーストリアから次女が取り寄せてくれたガトーショコラを二人して食べた。
「美味しい物を知っているね」と
ご満悦だった。
労働の後の甘いものは、格別!
