母の遺品整理をしていて、2月からピッチを上げました。

それと言うのも、私には娘が二人いまして、

長女の初節句には、大きな立雛を買って貰いました。

次女が生まれた時は、
自分が持っていたような雛人形がいいなあと、探したのですが、
思うような人形がなく

私のお雛様を次女に譲りたいと母に言うと

いつでも持っていっていい
と言いながら、

しまった場所が解らない。忙しいを理由に
探してくれなかった。
(この時は、渡すのが惜しくなったのかと)

次女も小さいうちは、誤魔化されていたのだが
小学6年にもなると自分のが欲しい

私は、お嫁に行かなくていいのね。とか

ひな祭りになると不機嫌だった。


母が亡くなって一番に
母の部屋をスミからスミまで探し
あかずの部屋も手前から片付け

やっと押し入れまでこぎつけたものの

出てくるのは、母の作品と写真ばかり

諦めかけた時

押し入れの 中身のメモが見つかった。

そこで荷物をかき分け、やっと見つけ

さっそく自宅に持ち帰り飾ってみた。


次女が帰ってきたので

「あなたにあげたいと言っていたお雛様
  飾ったよ」
と言ったら、
何を今さらって顔をしたんだけれど

この子たち見たら

「かわいいねぇ」
と顔がほころんだ。