なんて、とっても元気になりちょっと前にwowowで観たのだけれど、この時期に観て正解だと思った作品。
【解説】
ハーバード大卒の天才ながらコミュニケーション能力がゼロというヒロインの心の成長を描く。ニューヨークのマンハッタンで暮らすキャリーはIQ185でハーバード大学を飛び級で卒業した超エリート。しかし、コミュニケーション能力に欠け、屈折した性格の彼女は、友だちも仕事も持たずに暮らし、唯一の話し相手はセラピストのペトロフだけだった。ペトロフはキャリーにリストを渡し、そこの書かれた6つの仮題を1カ月でクリアするように指示を出す。半信半疑ながらも、それらを実行していくキャリーは課題を通して、自分自身の変化に気づいていく。キャリー役を「ロイヤル・ナイト 英国王女の秘密の外出」「ミニー・ゲッツの秘密」のベル・パウリ―が演じる。監督はプロデューサーとして「さよなら、僕らの夏」などを手がけ、本作が長編初監督作品となるスーザン・ジョンソン。
2016年製作/98分/PG12/アメリカ
原題:Carrie Pilby
配給:松竹 映画com.より
最初は単調だし、ハーバード出の超天才ともなると、普通の頭しかもたないこちらとしては、
普通は引く手あまたで、うらやましい存在なのだが、18歳で卒業してしまったとあっては、
心の成長が追い付いていないのかもしれない。
海外ドラマネタで申し訳ないが、「スコーピオン」なんてIQが高い天才集団なのに、共通項は、いじめられた記憶みたいな
コミュニケーション能力が欠けて、普通の人ながらコミュニケーション能力の高い女性を雇うことで政府の依頼を受けられて
成り立っているような人たちの話だし、「クリミナル・マインド」のドクターリードくんは、FBIながら、ドクターと入れないと信用されないようなひ弱で繊細な感じだったが、仲間によってずいぶん成長したようで、意外やIQが高すぎると孤独なのかもしれない。
そんな彼女のどんなところに共感したかと言うと、このコロナ禍の中でコミュニケーションがかなり取りにくくなっていること
だって、人によって、いろいろと大変なところが違っていて、色々なことに気を使わなければならない。
自分だってストレスがたまる。そんなときに観たからこそ彼女の鬱々とした気持ちがわかる。
彼女だって、このままじゃダメだってわかっている。けれど、自分は自分らしくいたい。居心地のいい生活をしたい。
しあわせになりたい。って思っているからこそ、セラピストには通う。まあ、それほど積極的ではないけれど
彼女のゆいいつの世間とのつなぎ目のような感じがするからだろう。
どうしてもうまく生活のできない彼女にセラピストは、年末までに好きなものを見つけるようにとリストを渡す。
・ペットを飼う。
・子供の頃好きだったことをする。
・友達を作る。
・一番お気に入りの本を読む。
・誰かと大晦日を過ごす。
このくらいだったら出来そうって、彼女も思ったのだろうね。早速金魚を買って来る。
どうこのあたり。犬とか猫になるとハードル高いものね。
でも小動物は、寿命が短そうだし、なんてうちでもちょっと考えて実行に移せないでいる。
金魚はいいアイデアかもしれないなとちょっと思った。
子供の頃すきだったことは、彼女は好きな飲み物を見つけて来て飲む。
まあ、ちょっとだけしあわせな気分になるかも。
私だったらなんだろう。飲み物は、バナナシェイクなんて好きだったな。
でもね。ちょっと家を片付けていたら、カセットテープが沢山出て来たので、童謡とかありそうで
父の家にもってきてラベルのないものをかけてみた。
するとスマップさんの「笑顔のゲンキ」が入っていた。これは、『姫ちゃんのリボン』の主題歌で
ゲンキな君が好き♪
そうな歌。娘たちが好きでよく観ていたテレビマンガだ。
私の頃はなんだろう。エイトマンとかかな。
意外に歌はいけそうだ。
友達を作るは、仕事を見つけて来て、職場の人と話をするようになったり、隣の家の住人と話をするようになる。
この人が見かけと違って意外と話があったりする。
お気に入りの本は、大好きな人に貸してしまっていて、すぐに読めない。
でも、ひょんなことから、その本を目にすることがあり、彼女が次々に行動を起こすことになる。
そう、この映画を観ていると
今、このなんだか鬱々とした世の中、生きがいってなんだろうとか考えると余計にイライラしてしまう。
こうやって課題を出されたことによって、
彼女は、それを達成した喜びと、それによって、人とつながったり、関係を修復したりすることになる。
こういう出来そうな課題っていいなと思ってしまった。
ところで昨日イライラ解消でやったエクソサイズ。時間がたったらきつい様な気がしてきたので
本日は、ハンドクランプって言うのをやってみた。
家族から「うるさい」と言われてしまった。
選んだ動画がいけなかったと思うので、明日は違うのを探してみよう。

