母の納骨(3月)後、父のところに同居してくれている私の長女
洗濯や朝食の用意もしてくれる。

そのあと出勤するのだが、
見送りに門まで出ていく父
追いかける私
名残惜しいのか、曲がるまで見送ってから
家に戻る。

私は、ついでに、雑草を取ったり、花の世話をしていると
奥から悲鳴のような声で
「スカビー」「スカビー」と呼ぶ
下駄を脱ぎ捨てて
奥の部屋にたどり着くと
手には何やら雑誌のようなもの

「これ どうなっているのよ」
「解る?」

まあ無事だったようだけれど、新たなる問題?
と思って、受けとると
クイズが解けないとのこと

さっさとやって渡すと
「葉書を渡すから出しておいてよ」
って、
私に用事を増やしているだけじゃないですか?

そこで、「ハガキ ハガキ」と騒ぎだす父のために
持ってきた 出しそびれた年賀葉書を渡す。

すると
「書いて」と言うので
「私の名前で書いて良いの?」
と聞いたら

「僕が書くよ」と言うので
応募券を切り取って、糊も渡してきた。

こんなんで私の時間をつぶされたんじゃ
たまったものじゃない。

どうかデイサービスのお迎えが来るまで
おとなしくしていて下さいな。