孫が一緒に住むようになってからというもの
父から
すぐに来てくれと言う電話が無くなったものの
行ってみれば
「スカビちゃんが片付けちゃうから、大事なものがない」
と
言われる始末。
父からゴミだと渡されたものを、
可燃物、資源ごみ
資源ごみの中から
本、紙、と分け、
時には、大事なものだろうとファイルをしているのだが、
「勝手なことをして」と
配食に来た人の前で叱られ、
じゃあ自分で探したらと言ったら
こんな状態
父が全部見終わるのを待って
「何を探しているの?」
と聞くと
どうやら、新聞で募集していたものに応募したいみたい
そこで、
ファイルしていた趣味のファイルを
見てみる
ない。
もう一つあったはずだと探してみると
原稿用紙の上にファイルがあった。
それを渡すと
「ねえ、長編がいい?短編がいい?」
って聞く。
物を書く人が、どうやって長編にするか短編にするか知らないけれど
「まずは、ネタ集めじゃないのかな」と
言うと
「書くことはいっぱいあるから、いきなり書く」
と言う。
話に乗ってあげるべきなのだろうけれど、
整理の終わったという
新聞紙入れの中が気になった私でした。


