父が珍しくランチをしようと言うので駅で待ち合わせ
食事のあと、この映画を観たいというので
109二子玉川へ
 
会員価格なのでエグゼクティブシート
障害者なので、付き添いも1000円で観られるが、
エグゼクティブシートしたために階段を沢山上がらせなくてはならない。
 
開場すぐに入って、頑張って椅子のところまで行ってもらったが、
予告とCMが多い。
トム・ヒドルストンのジャガーのCMは、若者には、うれしいが、父が待ちくたびれないかと心配。
 
 
本編は、
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解説
 
日本とトルコの長年にわたる友好関係をテーマにしたドラマ。海難事故に遭ったトルコ軍艦エルトゥールル号への日本人による救援と、トルコ人によるイラン・イラク戦争時の在イラン日本人救出という、両国の絆を象徴する二つの出来事を見つめる。監督は『精霊流し』『サクラサク』などの田中光敏。『臨場』シリーズなどの内野聖陽、『許されざる者』などの忽那汐里、『孤高のメス』などの夏川結衣らが出演する。約100年という歴史をまたいだ展開はもちろん、日本とトルコの知られざる物語にも胸を打たれる。
 
日本人として、前半は当然のことをしたという感じ。ただ、人々がテキパキと動き、非常時に誰が何をやればいいかと言うことが染みついているという印象を受けた。
防災が叫ばれているなか、いざ何かが起こった時にこれだけ、自分の持ち場をわきまえて動けるか、災害のない場所でも、一人でも多くの人を救うためには、防災訓練の必要性を感じた。
あと、船の爆破が起きる前、串本節が歌われていましたね。その後は琵琶のような楽器の演奏
トルコのエルトゥールル号の中では、トルコの弦楽器サズ が即興で弾かれ、操機長のベキールの子供のの誕生を祝って歌い上げ、みんなで踊る。    
哀愁のある音で、耳に残ります。
また、トランペットを吹くトルコ人の故郷の空を子供たちが歌う
スコットランド民謡でありながら、世界の人の心をつなぐ。
600人以上の乗組員を69名しか救えなかったとして、漁もせず、遭難者や、海に沈んだ品物を広い続ける大島の人たち。
和歌山に行くと、当たり前のような優しさに満ちていて、なんなんだろうと思っていたが、そういうお国柄なんだろうなと思った。
そしてそれから95年後
イラン、イラク戦争の真っただ中、イラク軍によるイランの首都テヘランに対する空爆が始まった。フセイン大統領が3月19日20時半以降はイランの上空を飛ぶすべての飛行機を撃ち落とすと宣言した時
イランに住む外国人についてはそれぞれが国籍を置く国の軍隊、ないしは民間航空会社を使っての脱出が計られた。
当時、日航機も自衛隊の飛行機も救出に来ないと解った日本人はどんなに途方にくれただろう。
自分もかつて商社に勤めていて、しかも中近東が担当だったので、知っている人たちの安全が心配だったはずなのに、この救出劇を知らない。
子育て真っ最中だったとはいえ、恥ずかしいことだ。
トルコ側が、95年も前のエルトゥールル号の遭難の恩義を覚えていてくれて、
危険を知りつつ救援機を2機も出してくれて、またメハラバート空港に集まった人たちも快く譲ってくれたことに目頭が熱くなった。
譲ってくれたトルコの方々、二日をかけてのトルコまでの陸路
おじいちゃんや、子供もいる中、夫々が大変であったろうに、本当にありがたいことです。
 
ヨチヨチ歩きの父がパンフレットが欲しいというのに、
駐車料金がかさむのが心配で、先を急がせた自分
まだまだ反省の余地があるなあ。