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<STORY>
貧しいユダヤ人家庭に生まれたルース・ギンズバーグは、「すべてに疑問を持て」という亡き母の言葉を胸に努力を重ね、名門ハーバード法科大学院に入学する。1956年当時、500人の生徒のうち女性は9人で、女子トイレすらなかった。家事も育児も分担する夫のマーティの協力のもと首席で卒業するが、女だからというだけで雇ってくれる法律事務所はなかった。やむなく大学教授になったルースは、70年代になってさらに男女平等の講義に力を入れる。それでも弁護士の夢を捨てられないルースに、マーティがある訴訟の記録を見せる。ルースはその
訴訟が、歴史を変える裁判になることを信じ、自ら弁護を買って出るのだが──。
 
 
 
アメリカで最高裁判事を最高齢の85歳で勤め、スーパーヒーロー的存在となったルース・ギンズバーグ 若かりし名門大学を首席で卒業するものの
どこの弁護士事務所も彼女を雇ってくれない
しかたなくラトガース大学で教職に就く
何人もの弁護士を育てるものの、自分は弁護士としての仕事が出来ない
そんな時に税の専門弁護士である夫がある弁護記録を見せる
独身のモリッツが母親を介護しながら働いているが、独身男性であるために
所得控除が受けられない。介護の控除は女性のためであって、男性は受けられないのだ。そこで、ルースは、法律で定めているところの男女平等に違反するとして
裁判を起こすことを決意するが、法廷での経験がないために夫の協力を得て
法廷に立つ
 
ほんの50年くらい前の話だ
ちょうど、私の母親と同じくらいの話
 
母親から女の子は女の子らしくと言われ育って来たが
アメリカでは、もっと女性は自由なんだろうなと思っていた。
少女雑誌のケネディ家のキャロライン物語を読んで
ファーストレディが大統領と一緒に大統領の仕事を補佐しているのを見て
カッコいいなと思ったり、
「アニーよ、拳銃を取れ」とかの映画?ドラマを観て
アメリカは女性も活躍するんだなんて、勝手に想像していたが、
この映画で描かれるアメリカの女性たちも、主婦であることが当たり前の世界の
ようだ。
 
こういう法廷劇では、前例のないものを変えて行くのは
大変だ
ルースは、勉強でもそうだったように、出来ないと嘆かずに
どこかに活路を見出そうと、いろいろ努力する。人権団体を尋ねたり
先輩女性弁護士に会いに行ったり
彼女の努力には、頭が下がりますが
それを支える夫のマーティ。料理は、彼が担当
当たり前のように料理を作る。
こんな時代に、彼女の能力を信じて、家事を分担したり相談に乗ってくれたり
世の中、こんな素敵な男性がいたのねえと感心いたします。
 
彼女は時代の先駆者と思っていたら、ある時

彼女の娘が取った行動を見て

時代がどんどん変わっていくのを感じます。
 
頭をもっと柔らかくして世の中を見ないといけないなと思いました。
5月には、彼女のドキュメンタリーも上映されるそうです。
楽しみです。
 
映画の最後にご本人が裁判所の階段を上って行く映像が流れましたけれど
背筋がピンと伸びていて素敵でした。
 
役得でしょうか。アーミーハマーがすごく素敵に見えました。
裁判物でよく出ている役者さんたちが沢山出ていて、
みんな一筋縄では、行かない感じが良かったですよね。
 
夫も見終わったあと、面白い映画だったねと言っていましたけれど
どこ?
ちょっと話し合えば良かったかな?
 
追記
この後、「RBG]も観ましたよ
良かったです。