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パスカル・メルシエのベストセラー小説「リスボンへの夜行列車」を、名匠ビレ・アウグスト監督が映画化。偶然手に入れた本のとりこになった高校教師が著者に会うためリスボンへ旅立ち、著者の家族や友人を訪ね回り彼の人生に触れるにつれ、自らの人生を見つめ直していく。
主演はオスカー俳優ジェレミー・アイアンズ。共演には『アメリカン・ハッスル』などのジャック・ヒューストン、『黄色い星の子供たち』などのメラニー・ロランらヨーロッパのスター俳優がそろう。
シネマトゥデイ (外部リンク)
 

あらすじ

高校の古典文献学教師のライムント(ジェレミー・アイアンズ)は、孤独で単調な日々を過ごしていたが、不満に感じることはなかった。ある日、偶然手にした本にすっかり魅了された彼は、本の著者アマデウ(ジャック・ヒューストン)を追ってリスボンへ旅立つ。旅先でアマデウの家族や友人を訪ね歩き彼の素顔、そして本を書いた訳が明らかになるつれ、ライムント自身の人生にも変化が生じる。

シネマトゥデイ (外部リンク)
 
 
 
 
この映画、やたら、哲学とか、思想とか出て来て、本当なら、眠くなりそうなのですが、
映画が始まるまでのあくびがどこへやら、のめり込んで観てしまいました。
 
この映画の主人公ライムント、通学中に橋から飛び降りようとする女性に出くわすのです。
その女性を思いとどまらせ、学校に連れていくのですが、授業中に逃げられてしまい、
その後を追うのですが、
彼の関心を買ったのは、その女性ではなくて、彼女の持っていた本
その本を読み進むうちに、その内容に感銘を受けた彼は、いてもたってもいられなくなって、作者の
元を訪れるのですが、作者アマデウの人生を知れば知るほど、生きる力を感じて行く。
人は何故生き、そして何故死んでいくのか、
そんなテーマをものすごい勢いで感じて行くと言う話
 
母と一緒に観たのですが、ものすごいテーマに、母はわかったのかしらと心配だったのですが、
映画の感想として
「生きるのって大変ね」
っと明確に言っておりましたので、
色々難しいことを考えるより、物事の本質を見るということが
大切だなと思わさせられました。
 
 
この映画に出ていたジェレミー・アイアンズ
とても素敵なおじさまで、物語の中でスイスでの結婚では、
つまらない人と言われて離婚していますが、
列車に飛び乗ってからは、中々の素敵ぶりでした。
人はやはり何かに夢中になっているとよりその輝きが増しますね。
 
あと、彼が魅了されたジャック・ヒューストン
今人気のカンバーバッチ主演の「パレーズ・エンド」に出演「アメリカン・ハッスル」にも出演
トム・ヒドルストンと同じく貴族の血を引く役者さんだそうで、これからもっとお目にかかるかも。