第84回アカデミー賞で主演女優賞にノミネートされたグレン・クローズ(現在65歳)脚本と製作も担当しているが
「101」のクルエラ役と言えば顔が浮かぶ方も多いかと思う。
こちらは男性として生きた女性の話。
 
舞台は飢饉と疫病に見舞われた19世紀のアイルランド。
女性が一人で生きていくための手段として男性として生きることにし、混乱のさなか
格式の高いホテルマンとして職を得、長い人生をやり通して来た。
年は取って来たが
少ないチップを集め、自分の店を持つという目標もあともう少しと言うところまで迫って来ていた。
 
この映画アルバート氏役のグレン・クローズだけを目的に観にいったのだが
「キック・アス」のあの主人公の少年、もう22歳だけど
『ジェーン・エア』のミア・ワシコウスカ
『ハリーポッター』 マッドアイムーディを演じているブレンダン・グリーソンがホロラン医師)を
奇跡のシンフォニー』『パリより愛をこめて』のジョナサン・リス・マイヤーズが子爵を演じていると言う
豪華な顔ぶれ
 
女性が男性と同じように一人で生きて行くと言うテーマ
現代にも通じる部分があって面白かったです。

 

女性が男性のように生きながら、彼女の私生活、表には出さない顔、また同じように生きている女性にもめぐり逢いなど

多くのテーマを持ち合わせており、とても面白い作品になっています。