■ 導入
「書類は全部そろえて出したはずなのに、止まってしまった」映像送信型性風俗特殊営業の届出では、このようなご相談も少なくありません。
実務上、書類不備の多くは難しい法律判断ではなく、基本的な整理不足が原因です。
今回は、書類不備が起きやすいポイントを整理します。
■ ① 書類同士の内容が食い違っている
最も多い不備が、書類ごとの説明内容が一致していないケースです。
たとえば、
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届出書と説明書で配信方法が違う
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使用場所と設備の説明が合っていない
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URLの記載が一部書類に抜けている
一つ一つは小さな違いでも、全体として見ると「実態が分からない」と判断されてしまいます。
■ ② URL・アカウントの記載漏れ
映像送信型性風俗特殊営業では、URL(アカウント)ごとの整理が非常に重要です。
しかし実務では、
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メインURLだけ書いている
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サブアカウントを書き忘れている
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テスト用のURLを省略している
といったケースがよく見られます。
意図的でなくても、未記載=未整理と受け取られる点に注意が必要です。
■ ③ 営業所・使用場所・設備の混同
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営業所
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使用場所
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設備
これらの概念が混ざったまま書類を作ると、不備につながりやすくなります。
「営業所=配信場所」「設備=営業所そのもの」といった整理になっていると、追加説明や修正を求められることがあります。
■ H2|④ 使用実態が見えない書き方になっている
書類は形式的にそろっていても、
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実際にどう使っているのか
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どこで管理しているのか
が読み取れない場合、不備扱いになることがあります。
行政が見ているのは、書類の見た目ではなく、実態が想像できるかどうかです。
■ ⑤ 個人・法人の整理が不十分
法人の場合、
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届出人が法人か代表者か曖昧
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役員情報の記載漏れ
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定款との整合性不足
といった点で不備が出やすくなります。
個人の場合でも、「個人事業としての整理」ができていないと、説明不足と判断されることがあります。
■ ⑥ 「正直に全部書く」ことが裏目に出るケース
必要以上に、
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細かすぎる表現
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実態以上に強い言い回し
を書いてしまうと、書類全体のバランスが崩れ、追加確認につながることがあります。
制度上必要な範囲に収めるという意識も大切です。
■ 書類不備の多くは「準備段階」で防げる
実務上感じるのは、書類不備の多くが書類作成前の整理不足から生じているという点です。
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何を届出するのか
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どこがポイントなのか
を先に整理してから書類を書くことで、不備の多くは防ぐことができます。
■ まとめ
映像送信型性風俗特殊営業の届出では、書類不備は珍しいことではありません。
ただしその多くは、専門知識よりも整理の順番・一貫性の問題です。
事前に全体像を整理し、書類同士の整合性を取ることで、スムーズな手続きにつながります。
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