手放す✩.*˚ | *** Nanairo flower ***

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七色の虹のような可能性とHappyを♡♡

学校へ行きづらい子どもと親の居場所『NPO法人みらぽて』@兵庫県小野市・高砂市

アドラー心理学 ELM勇気づけリーダー&
エンジェルカードリーディング認定セラピスト&
TCマスターカラーセラピスト

手放すと決めたこと。

それは、「学校への執着」です。

長男(中3)の完全不登校については、
もう全く学校への執着はなくて、
学校へ行けるかどうかより、
どう自立していくか?ということを考えています。

なのに、次女(小3)に関しては
できるだけ長く学校へいってもらいたい、という思いがあって、
この休校中も、どうやって宿題をさせようかと必死になったりしてました。

と言うのも、長男もそうだけど、
次女も知能が境界域なので、
ある程度の学年までは頑張って行ってもらって
最低ラインの学力をつけないと
この先困るんじゃないか?という思いがあったからでした。

前の学校でも、
「支援学級には入れないレベル。
普通学級の下のほうでで頑張るしかない」
というようなことを言われ、
わたしも頑張って勉強についていかせないと、
という縛りがずっとありました。

前の担任からも、
「普通の子が80なら、次女は60とか70」と言われたけど、
「でも1学期より頑張っている」とか言われると
もっと頑張らせないと!ってなってました。

でも、「60」の次女は、
勉強することがみんなよりしんどいのが事実なんですよね。

まわりがすんなり理解できることが時間がかかる。

できない自分も、
勉強も宿題も嫌!!

そうなってしまっています。

休校中の宿題も、
学校で習っていないところの課題ばっかりで、
次女には余計にしんどかったと思います。

5月後半から心が折れてしまい、
宿題をなんとか頑張ろうっていう気持ちが無くなりました。

そうなると、
「宿題ができていないと怒られる」と思ったり、
担任からも、「宿題が終わらなかったら
6月になってから休み時間にすることになるよ」って言われ、
余計に学校へ行きたくなくなってしまいました。。。
その後担任の先生から聞くと、
先生からは、
どこまで宿題をするかは自分で決めていいと言ったが、
次女ができればやりたいと言ったとのこと。

でも、次女の中ではもう嫌な気持ちが勝ってしまっている様子。

そんな次女を見ていて、
「学校へ行かせるほうが、彼女の自己肯定感が下がり、
それは将来に悪影響ではないか?」
との思いがわたしにでてきました。

自己肯定感が下がってしまうことは
一番避けたいところです。

 次女はだんだんと自分とまわりが比べられるようになってきたように思います。

思い返してみると、小2の工作を持ち帰ったときも
「下手やけどな」ってちょっと困ったような顔で渡してくれました。

まわりと比べてどうやら自分はできない、
と意識しているように感じています。

それがずっと続くことは恐ろしいことです。

自己肯定感が下がり、
二次障害へ繋がっていくんだろうと思います。

そのことを考えると、
このまま普通学級へ無理やり行かせることが
次女にとっていいことなんだろうか??

 極端な考えではあるけれど、
むしろ普通学級なら行かないほうがいいのでは?
と思うようになりました。

次女のペースで学んでいければ、
標準よりは遅くても、
二次障害を避けつつ進んでいけるのではないだろうか。

 今まで、学校へ行ってほしかった理由には
「わが家はホームスクーリングはできないから」ということもありました。
シングル家庭なので、フルタイムで仕事をしているわたしが教えるというのは無理があると思っているからです。

 先日、市役所へ行く用事があったので、
子育ての相談員さんに少しお話を聞いていただいて、
次女のペースで学べるところはないか?と相談したところ、
放課後等デイサービスがあることを教えていただきました。

存在はなんとなく知っていたけれど、
療育手帳がないと利用できないと思っていました。

でも、聞くとそうではないらしく。。。(^^;

 長男は家以外はシャットアウトだし、
学校へ行かないのに放課後ってありなのかもわからず、
今まで放課後デイについて考えてきてなくて。。。

相談員さんから心理士さんへの相談の紹介もしていただいて、
心理士さんへ相談もさせていただいて、
放課後デイの利用ができるように進めていくことになりました。

今までは、市の発達支援室で検査を受けていたけど、
放課後デイの利用には医療機関の受診も必要だそうで、
相談を聞いていただいた心理士さんのお勤めの病院を紹介していただいたところ、
なんと実家のすぐ近くで、
個人の病院なので県立の病院より早く受診できるということがわかりました。

それでも初診までに3週間かかるし、
放課後デイの利用まではしばらくかかるだろうなぁ。

そんな近況もあり、
(自分の中で)やっと、
「学校への執着」を手放す決心ができました。

 ずっと、私自身も苦しくて、
兄妹で違う対応をしている矛盾とか、
本当は次女の気持ちを尊重したいと思っているのに
実際はできていない自分だったり。。。

 これでスッキリするかな?(^^;

ちなみに、学校への執着を手放すと言っても
学校との関係を絶とうというわけではなくて、
次女が行っても行かなくてもどちらでもいい、という
真ん中のスタンスでいたい、ということです。

 心理士さんからの言葉で印象的だったのが、
知能が境界域だと、
まわりからは
「やればできる」と思われてしまう、
ということでした。

そこにしんどさがあるんだろうな、と
わたしもまだまだ認識不足です。

長男や次女の生きにくさが
軽減できるようにどうやってサポートすべきか、
模索は続きます。。。(^^;)


先日のリーディングででたカード。

「罪悪感を手放す」
という意味の他にも

「迷いや先入観を手放す」
「人生のターニングポイント」
等、ネガティブな要素を手放すという
ピッタリなカードも出ていました(^^;)

まさに、その時がきたようです。

次女にも、
学校へは行っても行かなくてもどっちでもいいよ、
と伝えました。

今まで、行かそうとしてごめん。
って。

そうすると、次女の方からも

「前の日の寝るまでは行こうって思うのに
朝起きたら行きたくなくなる」

と話してくれました。

実はこちらが思っているより
次女の心の中の状態は深刻なのかもしれません。

ここで、次女もわたしも
学校という縛りから解放してあげよう!