こんにちは。
「着ない着物を着たい人に譲る」活動をしている
(いまは少しおやすみ中ですが…(;^_^A)
虹色日和(ナナイロビヨリ)です。
メインのブログでは「みお」と名乗っています。
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先日アップをしました 着物でライブのお揃いコーデですが、
そのときのエピソードや 着物や帯、小物類を
どこでどうやってかき集めたかなどについての
裏話を記事にしたいと思います。
メインのコーデ記事は、こちら↓
さて。どこからどう説明を始めようか…。
今回いくつか没にした案があるのですが、それは「その2」にまとめて書くとして、
決定したコーデの制作過程などを記事にします。
ライブ前は、どんな衣装なのかがわからない状態で臨むのですが、
今回は、ライブツアーの告知の3人の衣装が黒ベースだったので
「とりあえず黒っぽい恰好で行こう」と決めていました。
そして黒い着物はすでに、Thanatosツアーで購入したものがあったので
それをそのまま転用することにしました。
そして帯。
実は今年の春、名古屋に遠征をしていた時に見つけて購入した、
この帯をどうしても今回のツアーで使いたかったのです。
黒地に「夢」と書かれた帯。
通常、この手の帯は「喪」の帯なのですが…金色で書かれているのです。
3人組のコンセプトというか、キャッチコピーに
「金色の夢みせてあげる」というものなので
「あ゛-------。金色の夢じゃん」と、見つけた時は大喜びでした。
これをライブに締めずして、いつ締めようか。
ということで、帯はすぐに決定しました。
そこから、おなかの部分をツアーTシャツのロゴをもってこようと決めて、
DAISOで売っていた綿素材のハギレを筒状に縫い、
ロゴをアイロンプリントで貼り付け、
さらには タレの部分にもTシャツの裾部分のロゴを入れて縫い付けました。
これだけだとシンプルでさみしいなーと思ってしまったので、
ツアータイトルにもなっている「DEVOTION」の
CDジャケットを加工して、帯留を作成。
このあたりからだんだん方向性が…。
CDジャケットは正方形のデザインが多いので、
下降するにはとても便利でした。
そしてライブ初日。衣装を見て、テキスト(タカシさんのステージ衣装)が
・肩口までが赤×黒のグラテーションのジャケット
・ジャケットを脱ぐとシャツスタイル2種
(柄が入っているっぽいのと、黒いシャツ)
・ボトムスは黒
という感じだったので、とりあえず全身黒メインで おおむねOKと判断。
今回は、劇場版シティハンターとのコラボ(というか、バーター?)という
位置づけであるようなライブだったのですが、それを証明するかのように
すべてのライブ会場で設置されたコレ↓
これもジャケ写になっています。
これをみたとき、「よし、今回はこれで行こう」と決めました。
で、どうしたかというと…
こうなる。
ジャケ写を完全再現?してみました。
知り合いがジャケ写の夕焼けの写真データと、
ジャケ写裏の夜景の写真データを送ってくれたので↓
このデータをもとに、リアルファブリックというところで
生地に印刷してもらいました。
で、印刷された生地(110センチ幅で1メートルずつ印刷を依頼しました)を
おなかの部分の幅(プラス縫い代ぶん)にカットし、縫い付けて完成。
夕焼けと夜景とでリバーシブルにしてあります。
そして帯留として5人を配置。
ちなみに3人組の分に関しては、今回のツアーでアクリルスタンドが
公式のグッズとしては歌唄されていたのですが、
アクスタだと厚みがでてしまうので、ジャケ写をカラーコピーして、
それを切り抜いてセルフラミネートして 偽アクスタもどきを作りました。
ちなみにCDジャケットの裏面は夜景だったので、こちらも再現。
ついでに、実写版のアクスタもどきも作成してみたりして…
とりあえず、ファンには受けた。
私もここまでやってて「アホだなぁ…」と思いましたが、
ものすごく喜んで、の楽しんでくれた友人たちもいたので
個人的には満足です。
今回、この帯を制作するにあたり、「おりひめバッグ」や
「かぶせ帯」のWSがおおいに参考になりました。
むしろこのWSに参加したからこそ、アイデアが浮かんで実現できた
コーデであるともいえます。
≪コーディネート内訳≫
喪服 ⇒ 既存品
金色の夢帯 ⇒ 名古屋大須で購入
帯締め ⇒ 自前
帯締め ⇒ 自前
半襟 ⇒ 自前
履物 ⇒ 自前
≪費用総額≫ 5,540円
名古屋帯 100円
綿素材のハギレ 220円
夕焼け、夜景の生地 3,920円
アイロンプリント 100円
アクスタもどき 600円
帯留(実費) 600円
今回 思っていたよりお金かかっていないなぁ…手間はかけたけれど。