こんにちは。

 

「着ない着物を着たい人に譲る」活動をしている

虹色日和(ナナイロビヨリ)です。

メインのブログでは「みお」と名乗っています。

 

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先日 とある着物イベントに こっそり潜入(≒参加)してきたときに

ベントの主催者が、つねづねSNS投稿していた

「着物初心者が気軽に着物をはじめられるために」という点

実際のイベントでの主催者とんと、共同主催?の方の言動で、

ふと感じることがあったので、コラムとして記事にしたいと思います。

 

 

 

 

あくまでも私の個人的な価値観、考えであることは

ご承知おきくださいね。

 

上三角下三角上三角下三角上三角下三角上三角下三角上三角下三角上三角下三角上三角下三角上三角下三角上三角下三角上三角下三角上三角下三角

 

 

 

今回 参加した着物イベントは、主催者の方がつねづねSNSで

「着物初心者にとってやさしい」

「着物を手軽に始められる点では他よりハードルが低い」

という内容の投稿をされていました。

 

 

 

そういうこともあり、今後「きもの譲渡会」とコラボできるかもしれない

ということも視野に入れて参加をしてみたのです。

 

 

 

私が来場したとき、すでにスあ姪の来場者がいて
その中のお1人が「着物初心者」な雰囲気の方でした。

 

 

主催者の方が、いろいろなコーデを提案していたのですが、

結局のところ

 

もやもやこれは裄が短い

もやもやこれは身幅が合ってない

 

 

など、いろいろ理由を付けて「着られない着物」を選別するだけでした。

私は会場に小一時間程度 滞在していて

彼女がいろいろな着物を試しているのを、横眼にずっと見ていたのですが

(ついでに ほとんどハンターの目で、ほしいものは狙って

Getしていたりもしたけれど…( ̄ー ̄)ニヤリ)

 

 

まぁ、さすがにちょっと提案に思うこともあったので

ついちょっとだけ発言もしてしまいましたが。

「明かに裄が短すぎるのは論外だとは思いますが、

 そうでないならギリギリ着られると思いますよ」と。

 

 

 

 

私の個人的な意見としては、大幅なサイズ違いでなければ、

「着たい」と思った着物は まず着てみてほしいなーと思うのです。

実のところ、イベント中に彼女が試着した着物は、私から見たら

「ギリギリだけれどおおむねジャストサイズ」と思えるくらいのサイズ感でした。

 

 

身幅についても、許容範囲内だと私は感じました。

洋服の上から試着していることを考慮すれば、普通に着られるサイズです。

 

 

でも主催者の方も、共同主催の方も、だめなほうではアドバイスをしているんです。

「これは●●が合ってない」「こちらは身丈が足りてない」など。

 

 

工夫すれば着られそうなものがいっぱいあったのに、ダメだしのほうが多くて、

それを耳にしているのがちょっとイヤな気分になりました。

 

 

また、お着物のお手入れの件でも、確かに一般的なお手入れ方法ではあるのですが、

「ハンガーに吊るすのはダメ(裏地が袋になるから)」とか、

いろいろ細かいことをお伝えしているんです。

 

 

「んー? でも、袋になるまで長い間ハンガーに吊るすことって

そうそうないですよね?」←つい口に出してしまった一言。

 

 

 

果たして彼女は あのあと どの着物を持ち帰ったのだろう?

気になるところではありますが、主催者さんや共同主催の方の言動が

私としては「それは初心者にとってすでに高いハードル」と思った時点で

「ないな」と思ってしまったので、彼女が着物を選別しきる前に

もう会場を後にしてしまったのですが…。

(まぁ、ある程度欲しいものはGetできたから 目的のひとつは達成したし)

 

 

 

 

そもそも、着物初心者にとって どこが高いハードルになるかというと

私の経験上、

上差し着物と帯の組み合わせ(コーデ)

上差しそのコーデが、どこに着て行くのがふさわしいのか(TPO)

上差し着物のお手入れ方法

 

 

この3点の情報がない(≒わからない)から

ハードルが高いと感じているのだと思っています。

もうハードルというより、高跳びくらい高いんですよね、きっと。

 

 

だからこそ、もし着物初心者の方が「気軽に着物を楽しんでもらいたい」と思っているなら

その部分を少しでも低くして「あ、こんなに簡単なんだ」「これなら着物が楽しめそう」

という部分をひとつでも多くしていく手助けをしてあげるのが よいと思うのです。

 

 

 

以前 別のコラムでも記事にしましたが、

 

 

 

 

 

着物を始める際、どこまでハードルを下げて「気軽に楽しめるか」は

ある意味 永遠のテーマなような気がします。

 

私の場合、もうギリギリまで削り落としてハードルを下げまくっていますが。

 

 

OK補正? しなくていいよ

OK身丈足りない? 和洋Mixで着ちゃおう!

OK裄短い? うそつきのつけ袖とか、ピグモンで解消できる!

OKどこに着て行けばいいかわからない? 「ハレ」の席でなければいいじゃん。

 ※俗にいう ハレの日やお呼ばれしている式では きちんとした正統派コーデは必須です

OK帯結べない それ手結びしなきゃダメですかねぇ(改良帯枕)。結ばない帯結びもあるよ。

 

 

 

できるだけハードルを下げ、削り落とせる部分は削り落として

まずは「着物を着てみたい」から「着てみよう」まで気持ちをあげる。

そして実際に着物をはじめて 少しずつ着物慣れしてきてから

「嫉妬置くとよい本来のルール」を知っていくのでもよい。

 

 

私はそう思っています。

 

 

 

今回、よそさまのイベントに参加して、またその方が

「着物初心者にとってやさしい」

「着物を手軽に始められる点では他よりハードルが低い」

と発信していたからこそ、実際の言動が一致していなかったのが

少し残念に感じました。

 

 

 

そういうのを目にしたからこそ、

私自身も「着物初心者のハードルを下げる」

「きものをもっとより気軽に気楽に楽しめる」ための発信のひとつとして

「きもの譲渡会」にご来場された方に、着物を気軽に楽しんでいただけるよう

尽力していきたいな、と気持ちを新たにしました。

(まさに「人の振り見て我が振り直せ」ですね)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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