こんにちは。

 

「着ない着物を着たい人に譲る」活動をはじめた 虹色日和(ナナイロビヨリ)です。

メインのブログでは「みお」と名乗っています。

2020年8月より少しずつ、メインブログから着物関連の記事を移管しはじめています。

 

注意この記事は、2019年5月にメインブログにあった記事を

 加筆修正して、再投稿したものです。

 もともとは、2017年11月に投稿した記事を加筆修正したものです。

 

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まじかるクラウン着付け教室での思い出 その①

私が通った着付け教室は、「長沼静」という大手の着付け教室でした。

 

ここを選んだ理由は いくつかあって、

①駅前にあって便利

②入学時に「長じゅばん」プレゼント

③肌着以外、着物や帯、道具、小物類はレンタル可能

 (手ぶらで通学可能)※実際は、肌着類は必要だけれど、無料ロッカーあり

 

というのが、決め手になったものでした。

とくに③の手ぶらで通える、というのは とても便利でした。

 

道具類も一式、メッシュの袋に入ったものを無料で貸出をしてもらえたので

初心者で道具を買い揃えるのが面倒な私にとっては

とても助かったのを覚えています。

 

 

初心者コースの時点で、教室に通っていた人の平均年齢は

そこそこ高く、私は最年少だったと思います。

そのため、先生方には とてもかわいがってもらいました。

 

また仕事が忙しく 休みがちだったのに、補講などの対応も

細やかにやっていただいて、本来であれば3ヶ月で修了するはずのものも

結局は半年ちかくかかって修了したのでした。

 

 

 

まじかるクラウン着付け教室での思い出 その②

初心者コースを修了したあと、講師の先生方には

とても可愛がってもらっていたことと

自装だけではなく、他装も学びたいということで、

次のステップに進むことにしました。

 

このとき、教室長が変更になったのですが、

この教室長の方には、特段 可愛がってもらった思い出があります。

 

この教室長は とても小柄な方ですが

かなりパワフルで、そして歯に衣着せぬ物言いをする方でした。

 

毒舌、というほどではないのですが、言葉をまったく飾らず

直球 どストレートな言葉をぶつけてくるので、

授業のときは、なんどもグサグサと刺さることもありました。

 

なにせ授業で着る着物を選ぶ際

(他装の授業でも 最初の10分くらいで自装をする必要があります。

そして着物は、レンタルが可能だったので 私は面倒だったので

教室の着物をレンタルして着ていました)

「それは貴女には可愛すぎるわよ」

と、バッサリ斬られることがあったのです。

 

先生いわく、もっと個性的な着物を着たほうがいい

ということのようでしたが、もともと[正統派」の着物が好きな私は

毎回 先生からダメ出しを食らっていたものでした。

 

 

ただ、着物のコーディネートのセンスは抜群で、

私は彼女にしごかれたからこそ、いまのコーデの基礎ができたと

いまでも思っています。

 

大手着付け教室というのは、定期的に「勉強会」と称して

着物の展示即売会が開催されます。

(ちなみに私はコレで あやうく多重債務者になるところでしたあせるあせる

とはいえ、購入した着物や帯は、とても気に入っていて

いまでもよく袖を通していますが・・・)

 

 

ちなみに彼女はとても個性的なものを好みましたが

ご自身が小柄だということで、大柄で個性的なきものを

自分で着ることができないから、という理由で

私をマネキン代わりにして

即売会で、超・個性的な着物を とっかえひっかえ ずっと着る

ということもありました。

 

 

きっと私を、個性派コーデの道に引きずり込みたかったんだろうなーと

いまでも思います。

 

いまにして思えば、個性派コーデをこのとき覚えておけばよかったのかなー?

 

 

いまでも愛用している化繊の長襦袢が1枚あるのですが

それは教室長とお揃いであつらえたものです。

これも半ば強引に「あなたはコレ」と決められたものでしたあせるあせる

(ミントグリーンに蕪柄の襦袢です)

 

 

本当にとても可愛がってもらっていたなーというのの

最大のエピソードがひとつ。

 

 

私は着物も好きでしたが、タカシさんが大好きで

着付けを習ってからは、着物でライブに行くようにもなっていたのですが

それを知っていた教室長が、地元の教室に臨店くださった

作家の先生に「私の顔を立てて、無理を言うけれど作ってやって頂戴」と

後押ししていただき、完全オリジナルで袋帯を誂えてもらえることになりました。

 

 

もちろんお値段もかなり張りましたが

(安い軽自動車が変えるくらいは しました)

日本画を基とする作家先生に、ご自身が描かない絵や図柄を

描いていただくことができたのも、この教室長のご尽力です。

 

 

授業は相変わらず遅々として進まず、人の倍近い時間をかけましたが

先生方には本当によくしていただきました。

 

 

また、教室の一角で行われていた「組紐科」の先生にも可愛がっていただき

何本もオリジナルで帯締めを組んでいただきました。

しかも、材料費だけという格安価格で作ってくれました。

(たまに、勝手に作って売りつけてくることもあったけれど・・・(-_-;))

 

ここで作って頂いた帯締めのほとんどは、

本当にとても良いもので、いまでも重宝しています。

 

 

その後、数年がかりで師範までの資格を取得し、

先生方の強い要望で講師のコースに進むよう推薦していただいたのですが、

ちょうど仕事で鬱病になりかけていたこともあり

さらに上に行くことは断念しました。

 

ここでしっかりベースとなる部分を学べたからこそ

いまの私があると思っています。

 

 

続きます。

 

 

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