こんにちは、事務局タカッチです。
今回は、私の加盟する、おおいた豊後大野ジオガイドの会の活動についてご紹介いたします。
(豊後大野や地域活動に関する話題&なないろベースメンバーも関わりのある団体ということで、弊ブログでもご紹介いたしますm(__)m)
本日午後、ジオガイドでバス研修を実施。
新しいスポットの学習、お馴染みのジオサイトを改めて堪能、そしてバスでのガイド方法の学習を目的にバス研修が開催されました。
以下、研修内容および各ジオサイトなどの紹介を簡単に行います!
<行程>
・市役所集合~(1)虹澗橋~(2)菅尾磨崖仏~(3)俚楽の郷~(4)原尻の滝~(5)宮迫東石仏~市役所解散
13時に豊後大野市役所へ。
10名程度のガイドで、一路ジオサイトめぐり♪
今回は、バスガイドの方法を学ぶことが第一の目的。
そこで、バスガイド経験者のジオガイドを講師に、バスガイドの基本を学びました。
例えば…、
・「体調管理&発声練習を念入りに行う」
・「おもてなし(感謝)の気持ちを持って、そしてはきはきと喋る。」
・「車内での立ち方・階段の上り下り方法・目の配り方」
・「ジオサイトだけでなく、その移動中の説明も大切(行程説明・予備知識や伝説の紹介など)」
…を学習。
経験者とあり、細かい点に留意されている&語りが上手でした☆
こうした移動に関する学習&ジオガイドが講師となるのは、斬新で、1つ新しい学びとなりました☆
各サイトでは、抜き打ちでガイドを行うことに(笑)
(1)虹澗橋@三重
三重町と臼杵市野津町を結ぶ石橋。
臼杵藩の交通の要衝で、年貢を運ぶ大切な道でした。
ただ、この谷が険しく、犠牲者も出たほど。
そこで地元の豪商が私財を投げ打ち、この石橋を架けました。
なお、このジオサイトでは、急きょ私が抜き打ちでガイドすることに(笑)
事前学習しておらず(反省…)、一方的な説明だけでなく、お客様に質問する・体験してもらう(川を眺めてくださいねetc..)スタイルで実施。
ベテランガイドからは、「基本は押さえられておりOK」とのお褒めのお言葉を頂きます。
一方で、「過去にどのような苦労があったのかも説明するとこの石橋の大切さが伝わる」、「地形の説明ももう少し(深い谷→石橋が重宝など)」など、アドバイスを頂きました。
貴重な体験・学習ができたことに感謝ですm(__)m
(2)菅尾磨崖仏@三重
国史跡・国指定重要文化財の菅尾磨崖仏(石仏)。
鬼の伝説もある、注目の磨崖仏。
今にも動きそうなほど立体的(いわば3D型)である、厚肉彫が魅力です☆
また、地質学的には、3万年間を感じられるスポットでもあり…!?
個人的に、信仰(仏教と神道)部分の学習が不足しているなあと痛感…。
さあ、明日28日夕方~、菅尾石仏火祭り(Cf:2年前の模様)開催!
(3)俚楽の郷@緒方
次に、ジオサイトではございませんが、観光施設へ。
俚楽の郷では、豊後大野の郷土芸能や農村文化などを展示。
また、最近はThe Vege cafe M’sというレストランも人気♪
詳しくは、公式HPにて。
こうした観光施設の活用も大切だと学びました☆
(4)原尻の滝@緒方
お馴染みのジオサイト。
今回は、バスでちょっと寄るだけ(降車なし)。
井路や川越祭りなど、人間の生活との関わりについても説明するとよいとのこと。
原尻の滝の詳細は、過去記事にて。
▽画像は過日のもの。
(5)宮迫東石仏@緒方
今回急きょ立ち寄ったジオサイト。
実はガイドでもあまり行ったことのない磨崖仏です。
菅尾と同様、彩色ある磨崖仏です。
宮迫地区には西と東の2つの磨崖仏あり。
今回は東。
一説では、緒方の豪族が、水の支配のためにこの磨崖仏を築いたという説もあり。
…と、以上がガイド研修の概要です。
バスでのガイドという、これまでになかった学習視点は新鮮でした。
今後、様々な交通手段を活用してのガイドも予想されます(鉄道・自転車など)。
ジオサイトの紹介・学習はもちろん、ツアーの形(お客様の特色・交通手段など)にも目を向けることが大切だと学びました。
講師、事務局のみなさま、ありがとうございましたm(__)m
また、今後とも一緒におおいた豊後大野ジオパークを盛り上げてまいりましょう☆
以上です!
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<大分県豊後大野市青年団なないろベース>
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