ご訪問ありがとうございます
昨日は午前中の内に
仕事で1万歩に達し
湿度と汗でグダグダに
水分補給も進む進む
仙台市青葉区錦町公園にて♡
一昨日、昨日に続きます。
余命が伝えられたお母様の
気持ちを尊重し
グループホームのお父様を
引き取って再び4人での生活を
決めたお客様(娘さん)夫婦
最初は不穏になったり
混乱していたお父様は
自分がそれまで
長く暮らした家に戻って
来たことを
時々思い出すきっかけが
あったようで
会話が成立したりしなかったり
よく分からない事を言ってみたり
そうかと思えば
本当に認知症なの？と
言いたくなるくらい
記憶が残ってる部分って
やっぱりあるんですね
娘さんからそんな連絡が
あったり
私としては想定内でしたが
手のかかることもありつつ
穏やかに暮らしていました。
そんな中、お母様がお父様に
ホームにいる間
ひとりで寂しかったね
一緒にいられなくてごめんね
私、がんであと少ししたら
いなくなるからさ
お父さんに悪かったと思って
ずっと引っかかっていた
思いを涙ながらに伝え
謝ったシーンがありました。
ベッドに横たわり
泣きじゃくるお母様の手に
そっと自分の手を置いて
もういいよ
もういいんだよ
何とかなっぺ、大丈夫だ
お母様の姿を見ようともせず
ただそればかり繰り返す姿
会話が噛み合ってるように
感じるけれど
実際のところはどうなのか
それは誰にも分かりません。
何に対しての「もういいよ」
なのか
何が「何とかなる」のか
「大丈夫」なのか
お父様は明らかな
アルツハイマー型認知症
普段は理解していなくても
返事はするし
笑ってごまかす事もあるし
夜間せん妄もあります。
それでも
死期が近づくお母様にとって
心残りだったことを解消し
もういいよ
大丈夫だ
長年連れ添ったお父様に
そう言って貰えたことで
安心出来たのは間違いない
だろうから。
もしかしたら
夫婦にしか分からない
何かがあったのかもって
思うことにするよ〜
娘さんも前向きに
なんで？
どうして？
どういう意味？
介護は何でも完璧を求めたり
突き詰めて考えてみても
答えが出ないことや
自分が望んだ答えが見つかる
ってことはありえない。
適当に、前向きに
それでいいのだ
その後まもなく
お母様は逝ってしまったけど
きっとお父様に会えて
良かったのだと思います。
短い間に色々な光景を見た
娘さん夫婦は
再びお父様を施設に入れる
という事を保留にし
出来るところまでは
在宅介護をやってみる
現在も継続中です。
ダメだと思ったら
その時にまた改めて
方法を考えればいい
いざとなったら
選択肢はあるのだから
今は今の気持ちを大切に
やりたいように
やってみればいいのです。
介護＝厄介
みたいなイメージって
凄くあると思うのだけど
どこの家庭も同じように
思ってるかっていうと
そうでもなくて
楽しんでいる人もいれば
いいとか悪いとか
大変とか面倒とか思わずに
当たり前の日常として
暮らしてる人も
たくさんいるものだから。
温泉旅行へ行こう♪
先々のご予約はお早めに。
