ご訪問ありがとうございます
移動支援が再開し
久しぶりに仙台の
街ナカを歩きました。
青空の下
誰もいない公園で
全盲の利用者さんが
空気や匂いで
秋を感じていました
主任がとうとう
特養に入ったらしいよ
随分前に介護の現場で
一緒に働いていた
当時の上司が
特養に入所したという
話を聞きました。
私が辞める時には
あと少しで私も終わり〜
って言ってた年齢の方で
当時既に嘱託職員でした
加齢で耳が聞こえにくい
目が見え辛い
咀嚼や嚥下に問題が出て
来ている
そんな利用者さんに
冷たい人でした。
目が見えなくなって
耳が聞こえなくなって
人間が食べるもんじゃ
ないと思うようなご飯
食べて、そんな惨めな
年寄りにはなりたくない
そこまで生きる前に
死にたいね
あー汚らしくて
嫌んなっちゃうわ。
触りたくもないわ!
そんな言葉を
利用者さんの近くで
口に出してしまう
いや、言ってることは
よく分かる。
きっと一定の年齢になると
誰だってそう考えるよ。
長生きが幸せだなんて
思ってる人はそんなに
いないと思うし
介護の現場を見れば見るほど
ほとんどの介護職員は
きっと同じように思ってるし
認知症在宅介護をされている
ご家族もそう言うもの。
でも、介護が必要な
高齢者やそのご家族を
前に、そういう言葉を
口にするのはどうなのか
ってだけなんですよ。
そもそも
なりたくて認知症になる
人なんていないでしょう。
病気や障がいも同じよね。
認知症だって感情は
あるし
こんな姿を晒すのは嫌だ
って思う人も
見られたくないっていう
人もいるし
情けないって泣いてた人
だっていたよ。
認知になって
あんな風にパッパラパー
になったら
面倒くさいだの
汚いだの
みんなに持て余されて
惨めな姿になるんだなー
利用者さんを笑ったり
バカにしたり
イライラして八つ当たり
したり
適当な対応をしたり
色々やってたけど
今、ご自身が
介護される側になって
何を思うのだろう。
自分が絶対認知症に
ならないと思ってた
のかな。
そうなる前に
あの世にいくだろう
と思っていたのかな。
1年にひとつずつ
歳を重ねて
老いていくのは
みんな同じ。
どんなに見た目が
若かろうと
健康体だろうと
それがずっと続くか
どうかなんて
分かる筈もなく
自分ではまだ大丈夫と
思っていても
あちこちガタが来るわ。
↑超実感w
利用者さんに対して
腹の中で思ってるだけに
しておけばいいのに
あの人は絶対嫌な年寄りに
なるタイプだわ
社内でそんな風に
言われていた人にも
平等に介護される側
という順番が回って
来ただけのこと。
どんなお姿になったか
分からないけれど
素直なおばあちゃんで
いられたらいいなと
思うわけですよ。
自分がこれまでして来た
こと
口に出して来たことが
そっくりそのまま返って
来ないようにね。
かつての上司が特養入所
自分も歳を取ったんだな〜
って思っちゃうね
お医者さんだって
認知症になる。
そう、誰にだって
起こり得ること。
