2月3日
娘の三回忌を直前に控え、私は初めて”わかちあいの会”に参加した。
ブログをフォローしている方が主催している会だ。
最初に参加するならこの方の会に・・・と決めていた。
その方のブログは、温かさを感じるし明るさも感じた。
基本的に私は誰それ構わずフォローすることをしないタイプだが、私が最初にフォローしたのがその方のブログだった。
初参加ということで、ちょっぴりドキドキ
自己紹介から始まり、主催のポピーさんが上手に話を振ってくださった。
ポピーさんは私のブログも丁寧に読んでくださっていて、私が話しやすいように気遣ってくれた。
印象的だったのは
死別後5年くらいの先輩自死遺族の方のお言葉
「世の中、地震で家を失った人や認知症になって記憶を失っていく人とか・・・いろいろ課題を背負わされる中で自分は”我が子を失う”という人生の課題を受け取ったということなんじゃないか」
人それぞれ苦しみの種類は違えど、与えられた課題を受け入れ乗り越えていくしかないという話は「そうだなぁ」と思わされた。
「神様から与えられた子を天に返した」という言葉も心に残った。
私は娘がお腹にいるとき、まったく同じことを考えていたことがあったのを思い出したのだ。
子供は自分の所有物ではなく、社会からの預かりもの。社会に貢献できるよう育てるという役割を与えられ、大きく育ったら社会に返すんだって考えていた。
今の自分は、自死遺族になったという意識が強くて俯瞰的にこのような考え方ができていなかった。
まだ2年しか経っていないのだから、それもしかたないことだと思うけど・・・
今後は、大きな枠で物事を捉えて考えられるようにならないとなって思った。
遺品整理の話題にもなった。
先輩自死遺族の方が「5年も経つと洋服などは触るとパキっと繊維が劣化してくる」とか「机の上のペンなどもベタベタになってくる」とか・・・・
使っていない物たちは、確実にそうなっていくのだとちょっとショックだった。
自分が動けなくなったあとに、他の人に遺品整理をされるのも嫌だから自分の手でやってしまえ!!という方もみえた。
はじめから5年かけて整理をしようと決めて少しずつやってきたという方も・・・
「いつか”もういいかな”って思えるタイミングがあるから、その時まではそのままにしておけばいいのでは?」と言ってもらえたので、しばらくはそうしようと思った。
私には良いお友達が近くにいるが、最終的には「経験してないから・・・」というところに辿り着いてしまう。
私はそれも考えを狭めないという観点で大切なことだと思うが、このように共有できる場所もあればなおさら良いと感じた。
主宰のポピーさん、ご一緒していただいた参加者の皆さま
ありがとうございました。