菌床が入荷してから数日が経ちました。
「芽止め」期間中は菌床を28℃~30℃で4日程度管理します。
33℃以上は厳禁なのですが、どうしてもこの時期太陽が出ると
室内の温度が上昇してしまいます。
ちなみに本日の温度はこんな感じでした。
最低気温19℃
現在の温度30℃
何とか33℃までにはならないように
作業中は、扉を開けて風を通したり、
業務用扇風機をかけたり、
脇のシェードに水をかけて、冷たい空気
が入るようにしたり、
と温度上昇を抑える様々な工夫をしております。
芽止めが終わって、次は「培養(褐変)」の期間に
入ります。培養中は分解水という茶色い水が発生するので
分解水を袋の角に溜めるようにします。
そうすると、菌床の水分含有率が低くなり身の引き締まった
菌床になります。
何度も浸水を繰り返すと次第に、菌床が弱くなってきますので、
ここで身の引き締まった菌床を作ることによって、長持ちさせ
腐朽しにくくなるのです。
現在はこんな感じ
さてさて、古い菌床は何処へ?
ということで、古い菌床は隣の畑エリア
でカラカラに乾燥させてから、畑の土にします。
ハンマーを用いで粉々に砕いて
いきます。
菌床の第2の人生の始まりです。