離婚は珍しくない時代
離婚は恥ずかしいことじゃない
そう思ってました
保育園では
母の日の似顔絵とか作文とか
父の日の似顔絵とか作文とか
自分が子供の頃やってたことに対してもしっかり配慮がある
時代の変化だなって思いました
なので私自身、母子家庭になって
生きづらいと感じることも不便に感じることも
全くありませんでした
ビンの蓋が開かなくて困るくらい…笑
時が経ち
息子が小学2年生になったある日
「今日は学校で嫌なことがあったんだ」って話してきた
理由を聞くと
「『お前にはお父さんが居ない』って言われた
『お父さんが居ないからお前の家は貧乏だ』って言われた」
ってすごくすごく悲しそうな表情をして
私の反応を伺うように心配そうな目をしてました
「え?!パパいるじゃん!!!
ちょー優しいパパいるじゃん!!
きっと友達のどのお父さんよりスーパー優しいパパだよ
一緒には住んでないけど、パパはいるでしょ
俺にはちょー優しいパパがいる!って言ってやれ~」
そう答えてあげたら、すっごく笑顔になりました
いつか、こんな事があるかなって思い
こんな事を言われたら、あっけらかんと答えてやろうと思ってました
そして貧乏問題ね、笑
でも小学二年生の子供が
離婚して、お父さんいないから貧乏だなんて…思います?
その母親がそう言ったんだろうな
悲しい世の中だなって思いました
そして、数ある通帳を持ってきて
「一…十…百…って数えてみ」って全部見せてあげました
電卓を持ってきて、「全部足してごらん」って
まだ二年生だから、ちゃんとした事はわかってなかったと思う
でも、きっと貧乏ではないってことはわかったと思う、笑
←決して金持ちでもない!
いい機会だなと思い、お金の話をしました
・お金があっても、周りにはお金があると言ってはいけない
・あるだけのお金を自由に使ったら貧乏になってしまう
・この先、すごくお金がかかるから沢山貯めないといけない
・今住んでるこの家も、蛇口から出てくる水も全てお金がかかること
・お金がないと食べたいものも食べれなくなる
・だからみんなみんな一生懸命働いてお金を稼いでる
「『貧乏だ』って言われても
心の中で『実は金持ちだぜ』って笑ってやりな
うちは全然貧乏じゃないから安心して」って話しました
しかし、正解がないこのような問題…
何て答えてあげればよかったのか、難しいです
この直後から
「母ちゃん金持ちだからこれ買って」ってねだられる事数回
だーかーらー金持ちじゃないってば!!!